美容師の過去問
第38回
公衆衛生・環境衛生 問9
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
第38回 美容師国家試験 公衆衛生・環境衛生 問9 (訂正依頼・報告はこちら)
水に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- カルシウムやマグネシウムを多く含む水を軟水という。
- 硬水は、石けんの泡立ちがわるい。
- リンや窒素を多く含む排水は、湖沼での藻の発生を促進する。
- 水道水中の塩素の量は、給水栓の水で一定量以上とされている。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (4件)
01
カルシウムやマグネシウムを多く含む水は軟水ではなく、硬水です。
参考になった数16
この解説の修正を提案する
02
正解は1です。
水は硬度(カルシウムやマグネシウムの含有量)によって硬水と軟水に分類されます。
日本では、カルシウムやマグネシウムの含有量が100mg/L以上を硬水、100mg/L未満を軟水としています。
1が誤った説明です。
硬水に含まれる金属イオン(カルシウムやマグネシウム)が界面活性剤と結合するため、シャンプーや石けんの泡立ちが悪くなります。
2は正しい説明です。
池や湖沼などの閉鎖水域に窒素やリンなどの栄養素を多く含む排水が流れ込むと、藻の発生につながります。
3も正しい説明です。
水道水は塩素消毒が義務付けられていて、給水栓において残留塩素が0.1mg/L以上と規定されています。
4も正しい説明です。
参考になった数4
この解説の修正を提案する
03
答えは1です。
1、
水には、硬水と軟水があります。
(硬水)
カルシウムイオンやマグネシウムイオンを多く含んでいる水です。
石けんは、泡立ち悪く、洗浄作用も悪いです。
(軟水)
カルシウムイオンやマグネシウムイオンを少ししか含んでいない水です。
石けんは、よく泡立ち、高い洗浄作用を発揮します。
よって、(軟水)→(硬水)の間違いでなので、これが正解になります。
2、
硬水は、石けんの泡立ちが悪く、洗浄作用が悪いです。
よって、正しいです。
3、
藻の発生原因の一つに、有機物の流入があります。
有機物の中に、藻の栄養分になる窒素とリンがあるためです。
よって、正しいです。
4、
水道法で、
給水栓(蛇口あたりのこと)で測定して、塩素濃度が0.1㎎/ℓ以上になるように、塩素消毒をすることを規定されています。
よって、正しいです。
参考になった数4
この解説の修正を提案する
04
カルシウムやマグネシウムを多く含む水は硬水といい、石鹸の泡立ちが悪く、洗浄効果も著しく低下します。
参考になった数3
この解説の修正を提案する
前の問題(問8)へ
第38回問題一覧
次の問題(問10)へ