美容師の過去問
第39回
美容の物理・化学 問37
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問題
第39回 美容師国家試験 美容の物理・化学 問37 (訂正依頼・報告はこちら)
次の有機酸のうち、パーマネントウェーブ用剤第1剤の有効成分である還元剤はどれか。
- 酢酸
- クエン酸
- チオグリコール酸
- グリコール酸
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この過去問の解説 (4件)
01
パーマネントウェーブ用剤第1剤(還元剤)の有効成分は、主にチオグリコール酸(チオ)とシステイン・システアミン(シス)です。
薬の強さはチオ>シスです。
髪への負担もチオの方が強くなります。
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02
正解は3です。
パーマネントウエーブの第1剤の主成分である還元剤には、チオグリコール酸、システイン、システアミン、サルファイト(亜硫酸ナトリウム)、チオグリセリンなどがあります。
酢酸は脂肪酸のひとつで、食品や医薬品、染料などや各種の工業製品の合成原料に使用されています。
1は該当しません。
クエン酸は柑橘類に含まれる酸味成分である有機化合物で、主に食品添加物として使用されています。
2も該当しません。
カルボン酸の一種であるチオグリコール酸は、パーマネントウエーブの第1剤の還元剤として使用されています。
3が該当します。
グリコール酸はサトウキビやパイナップルに含まれるα―ヒドロキシ酸の一種で、染料や香料、防腐剤として使用されています。
4は該当しません。
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03
パーマネントウェーブ用剤第1剤の還元剤として使われるものには、チオグリコール酸のほかに、システイン、システアミンなどがあります。
酢酸はトリートメント成分として、クエン酸はキューティクル保護成分として配合されることもあります。グリコール酸はスキンケア用品に使われます。
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04
パーマネントウエーブ用剤第1剤は、還元剤としてチオグリコール酸・システイン、システインまたはアセチルシステインが原料です。
アルカリ化剤としてアンモニア水・エタノールアミン・アンモニウム塩が原料となっています。
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