美容師の過去問
第39回
美容の物理・化学 問38

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問題

第39回 美容師国家試験 美容の物理・化学 問38 (訂正依頼・報告はこちら)

次の化学物質のうち、酸化染毛剤第2剤の有効成分はどれか。
  • 過酸化水素水
  • レゾルシン
  • パラフェニレンジアミン
  • ニトロパラフェニレンジアミン

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この過去問の解説 (4件)

01

正解:1

酸化染毛剤第2剤は過酸化水素です。オキシと呼ばれることが多いです。
髪の内部に入ると色素を抜く働きをします。

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レゾルシン・パラフェニレンジアミン・ニトロパラフェニレンジアミンは酸化染料(第二剤)です。
髪の内部に入ると発色をします。

一剤・二剤を混合することにより、効果を発揮します。

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02

正解は1です。

過酸化水素水は、化学式H2O2と表記される化合物で、酸化染毛剤の第2剤として使用されています。

1が該当します。

ベンゼンスルホン酸からつくられる有機化合物であるレゾルシンは、酸化染毛剤の調色剤(カップラー)として使用されています。

2は該当しません。

劇薬に指定されているパラフェニレンジアミンは、酸化染毛剤の中間染料として使用されていて、ヘアカラーによるかぶれの原因となる恐れが高い成分です。

3も該当しません。

ニトロパラフェニレンジアミンは、酸化染毛剤の第1剤に配合され、単体で発色する直接染料です。

4も該当しません。

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03

正解は1です。

 過酸化水素水を第1剤と混ぜることによって、キューティクルを開かせたり、発色を促したりすることができます。

レゾルシン、パラフェニレンジアミン、ニトロパラフェニレンジアミンはいずれも酸化染料です。過酸化水素水の働きにより酸化し、発色します。第1剤に含まれています。

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04

正解は、1です。


2.レゾルシンは亜鉛の検出試薬として用いられています。また、医薬・染料原料などに使用されます。
3.パラフェニレンジアミンは化学染料で、1剤に含まれます。アレルギーを起こす可能性のあるものです。
4.ニトロパラフェニレンジアミンもパラフェニレンジアミンと同様です。

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