美容師の過去問
第43回
公衆衛生・環境衛生 問5

答えは２です。

呼吸によって、排出されるのは、二酸化炭素です。

二酸化炭素は、毒性は弱いが、美容室内では、二酸化炭素濃度は5000ppm以下に保つようにします。

「狭い室内に多くの人がいると、呼吸による水蒸気や（二酸化炭素）によって、室内の空気が汚染されます。」

暖房などでガスや石油を燃焼すると、酸素を使い、二酸化炭素ガスが増えます。

「ガスや石油の燃焼による暖房は、（二酸化炭素ガス）を排出し、不快感や酸素不足を起こす可能性がある。」

A、二酸化炭素

B、二酸化炭素ガス

よって、２が答えになります。

正解は2です。

閉め切った室内ではそこにいる人の呼気から出る水蒸気や二酸化炭素によって空気が汚染されてしまいます。

外気の二酸化炭素（CO2）濃度は400～450ppmですが、室内では1000ppm以下に抑えることが推奨されます。

3000ppmを越えると頭痛やめまいが起こり、6000ppmを超えると意識を失うこともあります。

Aは二酸化炭素です。

ガスや石油を燃焼させる暖房器具からは二酸化炭素ガスが排出されます。

換気をしない室内で燃焼系の暖房器具を使用すると酸素不足などの危険性があります。

Bは二酸化炭素ガスです。

A：二酸化炭素　B：二酸化炭素ガスの組み合わせで2が正しい組み合わせです。

答えは2です。

A：二酸化炭素　　B:二酸化炭素ガス

呼吸とは、酸素を取り入れ、酸化炭素（炭素ガス）を放出する

働きのことです。

燃焼系の暖房は、空気を室内から取り入れ、ガスを室内に排気します。　　　　　　　

換気が行われないでいると、室内など密閉された空間では、

二酸化炭素の濃度がどんどん上がります。室内の二酸化炭素の量が多くなり、

頭痛や眠気、倦怠感が生じることもあります。

炭酸ガス=二酸化炭素（CO_²）は同じです。

色も匂いも無い気体で｢温室効果ガス｣と呼ばれるものの1つです。