美容師の過去問
第43回
文化論及び美容技術理論 問7

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問題

第43回 美容師国家試験 文化論及び美容技術理論 問7 (訂正依頼・報告はこちら)

パーマネントウェーブのテストカールに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • テストカールにより第2剤がどの程度毛髪に作用しているかチェックする。
  • テストカールは、ネープ最下部の細めのロッドで判断する。
  • ウェーブの大小は、ロッドの太さによって決まる。
  • タイム不足の場合、カール径がロッドの直径の2.5倍以下となる。

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この過去問の解説 (3件)

01

答えは3です。

【テストカール】とは、

パーマ1剤を塗布して、キャップをかぶり放置時間を置いてから、テストカールをします。

パーマ1剤がどの程度毛髪に作用しているかを調べるのが目的です。

テストする場所は、

①使用したロッドの太めと細め、またはその中間部分です。

②早めに巻いたところと、後から巻いたところです。

③かかりにくそうだった部分と、かかりやすいそうだった部分です。

適正カールは、使用したロッドの約2.5倍です。

オーバータイムだと、2.5倍以下の大きさになります。

タイム不足だと、2.5倍以上の大きさになります。

ウェーブの大きさは、ロッドの太さ決まります。

くれぐれも、放置タイムの長さでウェーブの大きさ変えないで下さい。

1、

テストカールはパーマ1剤がどの程度作用しているかを調べるものです。

よって、(第2剤)→(第1剤)の間違いです。

2、

テストカールする場所は、1ヶ所ではなく、2ヶ所くらいを調べます。

よって、(ネープ最下部の細めのロッド)→(ネープ最下部の細めのロッドとトップの太めのロッド)の間違いです。

3、

ウェーブの大小は、ロッドの大きさを変えて作ります。

よって、正しいので、これが正解になります。

4、

タイム不足のときは、適正カール2.5倍よりカールは大きくなります。

よって、(2.5倍以下)→(2.5倍以上)の間違いです。

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02

答えは3です。

テストカールとは、希望通りのウェーブが出ているか、ロッドを数本外してチェックすることです。

1. 誤りです。

第1剤が、どの程度毛髪に作用しているかチェックします。

ネープ最下部の細いロッドで判断します。

2. 誤りです。

判断が難しい時は、ネープ最下部の細いロッドで判断します。

通常は、ロッドの太いところ、細いところ、その中間や、早めに巻いたところ、後から巻いたところ、かかりやすいところ、かかりにくいところ等で判断します。

3. 正しいです。

ウェーブの大小は、ロッドの太さによって決まります。

4. 誤りです。

タイム不足だとカール径がロッドの2.5倍以上になります。

ウェーブのもちが悪くとれやすくなります。

参考になった数2

03

パーマネントウェーブを施術する際の手順を考えながら、問題を見ていきましょう。

選択肢1. テストカールにより第2剤がどの程度毛髪に作用しているかチェックする。

テストカールの目的は、第1剤がどの程度毛髪に作用しているかを確認するために行います。

 

よって誤りです。

選択肢2. テストカールは、ネープ最下部の細めのロッドで判断する。

テストカールは、かかりにくそうな部分・かかりやすそうな部分であったり、太いロッド・細いロッドや、始めに巻いた部分・後から巻いた部分といったように、何か所かを見て判断します

それでも判断が難しい場合に、ネープ最下部の細めのロッド部分を見ます。

 

よって誤りです。

選択肢3. ウェーブの大小は、ロッドの太さによって決まる。

ウェーブの大小を決めるものは、ロッドの太さです。

 

よって正しいです。

選択肢4. タイム不足の場合、カール径がロッドの直径の2.5倍以下となる。

タイム不足の場合は、カール径がロッドの直径の2.5倍以上となります。

2.5倍以下となる場合は、逆にオーバータイムです。

 

よって誤りです。

まとめ

適正カールは、カール径がロッドの約2.5倍となるので、それを基本にして覚えておきましょう。

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