美容師の過去問
第45回
文化論及び美容技術理論 問9

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問題

第45回 美容師国家試験 文化論及び美容技術理論 問9 (訂正依頼・報告はこちら)

セニングカットに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • セニングカットとは、毛髪上でシザーズを開閉しながらすべらすことで毛量調整する技法である。
  • デザインの構成上表面にあたる部分や分け目の部分は、セニングしすぎないようにする。
  • レイヤー状に毛量調整すると、フラット感を与えながら量感を減らすことができる。
  • グラデーション状に毛量調整すると、丸みを出しながら量感を減らすことができる。

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この過去問の解説 (3件)

01

解答:セニングカットとは、毛髪上でシザーズを開閉しながらすべらすことで毛量調整する技法である。

選択肢1. セニングカットとは、毛髪上でシザーズを開閉しながらすべらすことで毛量調整する技法である。

セニングカットは、間引きするように毛量を減らして調整するカット技法であり、毛髪上でシザーズを開閉しながらすべらすことで、長さの調節と毛量調節を同時に行います。毛先に表情をあたえるスライドカットという技法です。

選択肢2. デザインの構成上表面にあたる部分や分け目の部分は、セニングしすぎないようにする。

適度であれば頭頂部近くにセニングすると短い毛髪ができ、立ち上がりやすくなる為ボリュームを出すこともできますが、基本的にはデザインの構成上表面にあたる部分や分け目の部分は、セニングしすぎないようにします。

選択肢3. レイヤー状に毛量調整すると、フラット感を与えながら量感を減らすことができる。

レイヤー状に毛量調整すると、セニングでカットされた毛髪がヘアスタイル内部でレイヤースタイルの効果をもたらす為、フラット感を与えながら量感を減らすことができます。

選択肢4. グラデーション状に毛量調整すると、丸みを出しながら量感を減らすことができる。

グラデーション状に毛量調整すると、セニングでカットされた毛髪がヘアスタイル内部でグラデーションスタイルの効果をもたらす為、丸みを出しながら量感を減らすことができます。

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02

美容技術理論【セニングカット】に関する問題です。

セニングカットとは

間引きするように毛量を減らし調節するカット技法です。

・レイヤーセニング・・・・・・セニングシザーズでレイヤー状に毛量調節することでフラット感を与えるカット技法です。

・グラデーションセニング・・・セニングシザーズでグラデーション状に毛量調節することで丸みを出すカット技法です。

選択肢1. セニングカットとは、毛髪上でシザーズを開閉しながらすべらすことで毛量調整する技法である。

・・・・セニングカットとは、間引きするように毛量調節を行う技法ため、誤った文章です。

選択肢2. デザインの構成上表面にあたる部分や分け目の部分は、セニングしすぎないようにする。

・・・・正しい文章です。

選択肢3. レイヤー状に毛量調整すると、フラット感を与えながら量感を減らすことができる。

・・・・正しい文章です。

選択肢4. グラデーション状に毛量調整すると、丸みを出しながら量感を減らすことができる。

・・・・正しい文章です。

まとめ

よって、【セニングカットとは、毛髪上でシザーズを開閉しながらすべらすことで毛量調整する技法である。】が誤った文章であり、この問の正解になります。

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03

セニングカットのなかには、レイヤーセニング・グラデーションセニングという種類の技法があります。

選択肢1. セニングカットとは、毛髪上でシザーズを開閉しながらすべらすことで毛量調整する技法である。

セニングカットは、間引きするように毛髪の量を減らすカットです。

選択肢文はスライドカットの説明です

 

よって誤りです。

選択肢2. デザインの構成上表面にあたる部分や分け目の部分は、セニングしすぎないようにする。

セニングカットを行う際に、頭頂部・表面・分け目・フロント・サイドの生え際などは、セニングしすぎないよう注意すべき部分です。

 

よって正しいです。

選択肢3. レイヤー状に毛量調整すると、フラット感を与えながら量感を減らすことができる。

レイヤーセニングは、レイヤー状に毛量調整するため、量感を減らすとともにフラット感を与えることができます。

 

よって正しいです。

選択肢4. グラデーション状に毛量調整すると、丸みを出しながら量感を減らすことができる。

グラデーションセニングは、グラデーション状に毛量調整するため、量感を減らすとともに丸みを出すことができます。

 

よって正しいです。

まとめ

セニングカットだけでなく、スライドカットも毛量を調節する技法ですが、違いをきちんと理解しておきましょう。

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