美容師の過去問
第45回
文化論及び美容技術理論 問10

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問題

第45回 美容師国家試験 文化論及び美容技術理論 問10 (訂正依頼・報告はこちら)

パーマネントウェービングに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • フルウェーブを形成するのに必要な毛髪の長さは、使用するロッドの3回転分である。
  • ウェーブの大小は、第1剤塗布後の放置タイムによって決まる。
  • 毛先は根元に比べ、パーマがかかりにくい。
  • かかりにくい部分には、トリートメント巻きを用いるとよい。

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この過去問の解説 (3件)

01

解答:1

解説:

1.正

ウェーブでS字状になっている状態の【フルウェーブ】を形成するには、使用するロッドの3回転分の長さが必要です。

2.誤

基本的にウェーブの大小は、第1剤塗布後の放置タイムではなく、使用するロットの半径や、回転数、巻き方によって決まります。

3.誤

極度のダメージがあるなどの特例を除き、毛先は根元に比べ、パーマがかかりやすくなっています。

4.誤

かかりにくい部分には、あらかじめ薬剤をつけて巻く【つけ巻き】を行うとよいです。トリートメント巻きは薬剤の減力が出来る為、かかりすぎるおそれのある毛髪に用います。

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02

美容技術理論【パーマネントウェービング】に関する問題です。

選択肢1. フルウェーブを形成するのに必要な毛髪の長さは、使用するロッドの3回転分である。

・・・・正しい文章です。フルウェーブとはウェーブでS字状になっている状態を指します。

選択肢2. ウェーブの大小は、第1剤塗布後の放置タイムによって決まる。

・・・・ウェーブの大小は、ロッドの大きさ、回転数により決まるため誤った文章です。

選択肢3. 毛先は根元に比べ、パーマがかかりにくい。

・・・・毛先は根元に比べパーマがかかりやすいため、誤った文章です。

選択肢4. かかりにくい部分には、トリートメント巻きを用いるとよい。

・・・・トリートメント巻きは、かかりすぎるおそれのある部分に用いるため誤った文章です。かかりにくい部分には、つけ巻きを行います。

まとめ

よって、【フルウェーブを形成するのに必要な毛髪の長さは、使用するロッドの3回転分である。】が正しい文章です。

参考になった数1

03

毛髪の状態やロッドによってウェーブの形状は変わります。

問題をみていきましょう。

選択肢1. フルウェーブを形成するのに必要な毛髪の長さは、使用するロッドの3回転分である。

フルウェーブ(S字状になっているウェーブ)をつくるためには、使用するロッドの3回転分の毛髪の長さが必要です。

 

よって正しいです。

選択肢2. ウェーブの大小は、第1剤塗布後の放置タイムによって決まる。

ウェーブの大小は、第1剤塗布後の放置タイムの長短は関係しておらず、使用するロッドの太さによって決まります。

 

よって誤りです。

選択肢3. 毛先は根元に比べ、パーマがかかりにくい。

毛先は根元に比べ、ダメージをうけているため、パーマがかかりやすいです。

 

よって誤りです。

選択肢4. かかりにくい部分には、トリートメント巻きを用いるとよい。

ダメージを受けているなど、パーマがかかりすぎる恐れがある部分には、トリートメント巻きを用いるといいでしょう。

 

よって誤りです。

まとめ

パーマをかけたことのある人は、かかりやすい部分など、経験で何となく答えられる問題もあると思います。理想のウェーブをつくるために、どういう処理や施術をするべきか学んでいきましょう。

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