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美容師の過去問 第48回 香粧品化学 問2

問題

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界面活性剤に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a  界面活性剤は、クリームに用いられることはない。
b  界面活性剤は、水溶液中で必ずイオン化して作用を発揮する。
c  陽イオン界面活性剤は、毛髪への吸着性に優れている。
d  アルキル硫酸ナトリウムは、シャンプー剤に用いられる。
   1 .
aとb
   2 .
bとc
   3 .
cとd
   4 .
aとd
( 第48回 美容師国家試験 香粧品化学 問2 )
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この過去問の解説 (3件)

9

界面活性剤は、親水基と親油基を合わせ持つことによって、水と油を混ぜ合わせる働きをするもです。そのため、化粧品とは深い関わりがあります。

選択肢1. aとb

a:冒頭に記したように、界面活性剤は水と油など色々な成分を混ぜ合わせることが出来るため、シャンプー、乳液、クリームなど、様々な化粧品に含まれています

→×

b:界面活性剤は、イオン性界面活性剤と非イオン性界面活性剤とに分けられ、後者は水溶液中でイオン化することはありません。

→×

よってこの組み合わせは誤りです。

選択肢2. bとc

b:界面活性剤は、イオン性界面活性剤と非イオン性界面活性剤とに分けられ、後者は水溶液中でイオン化することはありません。

→×

c:陽イオン界面活性剤は、水に濡れた際にプラスイオンを持ち、一方で髪はマイナスに帯電しているため、毛髪に対する吸着性は高いです。

→〇

よってこの組み合わせは誤りです。

選択肢3. cとd

c:陽イオン界面活性剤は、水に濡れた際にプラスイオンを持ち、一方で髪はマイナスに帯電しているため、毛髪に対する吸着性は高いです。

→〇

d:アルキル硫酸ナトリウムは、泡立ちに優れ、歯磨き粉やシャンプー剤などに用いられます

→〇

よってこの組み合わせは正しいです。

選択肢4. aとd

a:冒頭に記したように、界面活性剤は水と油など色々な成分を混ぜ合わせることが出来るため、シャンプー、乳液、クリームなど、様々な化粧品に含まれています

→×

d:アルキル硫酸ナトリウムは、泡立ちに優れ、歯磨き粉やシャンプー剤などに用いられます

→〇

よってこの組み合わせは誤りです。

まとめ

組み合わせを選択する問題は、はっきりと正答できる選択肢があれば、かなり問題を解きやすくなります。自信のある選択肢から取り組みましょう。

付箋メモを残すことが出来ます。
6

香粧品化学に関する問題です。

選択肢1. aとb

界面活性剤は、クリームに用いられることはない。・・・・誤った記述です。非イオン界面活性剤が乳化剤としてクリームに用いられています。

界面活性剤は、水溶液中で必ずイオン化して作用を発揮する。・・・・誤った記述です。水溶中でイオンにならない非イオン界面活性剤があります。

選択肢2. bとc

界面活性剤は、水溶液中で必ずイオン化して作用を発揮する。・・・・誤った記述です。水溶中でイオンにならない非イオン界面活性剤があります。

陽イオン界面活性剤は、毛髪への吸着性に優れている。・・・・正しい記述です。

選択肢3. cとd

陽イオン界面活性剤は、毛髪への吸着性に優れている。・・・・正しい記述です。

アルキル硫酸ナトリウムは、シャンプー剤に用いられる。・・・・正しい記述です。

選択肢4. aとd

界面活性剤は、クリームに用いられることはない。・・・・誤った記述です。非イオン界面活性剤が乳化剤としてクリームに用いられています。

アルキル硫酸ナトリウムは、シャンプー剤に用いられる。・・・・正しい記述です。

まとめ

よって【陽イオン界面活性剤は、毛髪への吸着性に優れている。】と【アルキル硫酸ナトリウムは、シャンプー剤に用いられる。】が正しい組み合わせです。

4

各界面活性剤の代表例と用途をおさえましょう。

選択肢3. cとd

aについて、ヘアクリームなどは、界面活性剤の乳化作用によってエマルジョンを形成しています。

よって、クリームには界面活性剤が用いられています。

bについて、非イオン界面活性剤というものがあります。

これは水溶液中でイオンにならない界面活性剤です。

cについて、陽イオン界面活性剤の一種である第四級アンモニウム塩は、毛髪のキューティクルに吸着して皮膜を形成します。

dについて、アルキル硫酸ナトリウムは、陰イオン界面活性剤のなかの合成界面活性剤のなかの、さらに高級アルコール系に分類されます。

洗浄力が比較的強く、刺激が少ないため、シャンプーなどによく用いられます。

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