美容師 過去問
第49回
問12 (公衆衛生・環境衛生 問2)

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問題

美容師 国家試験 第49回 問12(公衆衛生・環境衛生 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

生活習慣病と健康増進対策に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 生活習慣には、食事や運動、喫煙が含まれる。
  • メタボリック症候群に着目した特定健診・特定保健指導は、30歳以上60歳未満の人が対象である。
  • 生活習慣は、心疾患の発病に関与している。
  • 「健康日本21(第2次)」は、健康寿命の延伸と健康格差の縮小を目指している。

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この過去問の解説 (3件)

01

生活習慣や健康増進対策に関する問題は、普段の生活習慣に基づいた出題が多いため、それほど難易度は高くありません。ケアレスミスに注意して、記述の中から誤ったものを選びましょう。

選択肢1. 生活習慣には、食事や運動、喫煙が含まれる。

生活習慣には食事運動休養喫煙飲酒などが含まれます。

選択肢2. メタボリック症候群に着目した特定健診・特定保健指導は、30歳以上60歳未満の人が対象である。

厚生労働省が定める、メタボリック症候群に着目した特定検診・特定保健指導は40歳以上75歳未満の人が対象です。

選択肢3. 生活習慣は、心疾患の発病に関与している。

生活習慣は脳卒中がん心臓病などの疾病に関与しています。

選択肢4. 「健康日本21(第2次)」は、健康寿命の延伸と健康格差の縮小を目指している。

健康寿命の延伸と健康格差の縮小は「健康日本21(第2次)」が掲げる方針の一つです。

まとめ

生活習慣の定義や、それに起因する疾病についてはしっかりと覚えておきましょう。

参考になった数48

02

生活習慣病と健康増進対策に関する次の記述のうち、誤っているものを確認します。

選択肢1. 生活習慣には、食事や運動、喫煙が含まれる。

生活習慣には、食事、運動、喫煙などが含まれます。これらは生活習慣病のリスク因子として重要です。

選択肢2. メタボリック症候群に着目した特定健診・特定保健指導は、30歳以上60歳未満の人が対象である。

特定健診・特定保健指導は、40歳以上の人が対象です。30歳以上ではなく、40歳以上が対象です。

選択肢3. 生活習慣は、心疾患の発病に関与している。

生活習慣は心疾患のリスク因子として関与しています。食事、運動、喫煙などが影響を与えます。

選択肢4. 「健康日本21(第2次)」は、健康寿命の延伸と健康格差の縮小を目指している。

「健康日本21(第2次)」は、健康寿命の延伸と健康格差の縮小を目指している政策です。

まとめ

したがって、誤っている記述は (メタボリック症候群に着目した特定健診・特定保健指導は、30歳以上60歳未満の人が対象である) です。

参考になった数8

03

生活習慣病は、がん・心臓病・脳卒中なども含まれます。 

選択肢1. 生活習慣には、食事や運動、喫煙が含まれる。

生活習慣病に深く関わっている生活習慣とは、食事・運動・休養や喫煙等が含まれます。 

  

よって正しいです。 

選択肢2. メタボリック症候群に着目した特定健診・特定保健指導は、30歳以上60歳未満の人が対象である。

食べ過ぎや運動不足が発症の原因とされる、メタボリック症候群に着目した特定健診・特定保健指導は、40歳から74歳の人を対象にしています。 

  

よって誤りです。 

選択肢3. 生活習慣は、心疾患の発病に関与している。

運動不足・喫煙等の生活習慣は、狭心症や心筋梗塞など、心疾患の発病に関係しています。 

  

よって正しいです。 

選択肢4. 「健康日本21(第2次)」は、健康寿命の延伸と健康格差の縮小を目指している。

健康日本21(第2次)の目標は、健康寿命の延伸と健康格差の縮小であり、タバコ・アルコールの摂取量を減少させるための具体的な数値目標を掲げています。 

  

よって正しいです。 

まとめ

生活習慣病は40歳以上からリスクが高まります。そのため、特定健診は40歳から受けることができるということを、頭に入れておきましょう。

参考になった数6