美容師 過去問
第49回
問15 (公衆衛生・環境衛生 問5)

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問題

美容師 国家試験 第49回 問15(公衆衛生・環境衛生 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

アタマジラミに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 頭皮に卵を産む。
  • 幼虫、成虫とも頭皮から吸血する。
  • 保育所や幼稚園で集団発生することがある。
  • 櫛(くし)やタオルの共用でうつることがある。

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この過去問の解説 (3件)

01

公衆衛生の中から、アタマジラミに関する問題です。

選択肢1. 頭皮に卵を産む。

アタマジラミは毛髪に産卵します。

選択肢2. 幼虫、成虫とも頭皮から吸血する。

幼虫、成虫ともに頭皮から吸血し、痒みや湿疹を引き起こします。

選択肢3. 保育所や幼稚園で集団発生することがある。

髪の毛が接触することで感染する場合が多いので、保育所や幼稚園や、小学校の低学年で集団発生しやすいとされています。

選択肢4. 櫛(くし)やタオルの共用でうつることがある。

櫛やタオル、帽子などの共有でもうつることがあります。

まとめ

アタマジラミに関する問題では、その発生原因や生態からの問題が多く出題されます。対処法までをしっかりと覚えておけば、それほど難易度は高くないでしょう。

参考になった数31

02

アタマジラミに関する次の記述のうち、誤っているものを確認します。

選択肢1. 頭皮に卵を産む。

アタマジラミは頭皮に卵を産みます。この卵は髪の毛の根元に産み付けられます。

選択肢2. 幼虫、成虫とも頭皮から吸血する。

アタマジラミの幼虫(ニンフ)や成虫は、頭皮から血液を吸って栄養を摂取します。

選択肢3. 保育所や幼稚園で集団発生することがある。

アタマジラミは、子どもたちが密接に接触する保育所や幼稚園で集団発生することがあります。
 

選択肢4. 櫛(くし)やタオルの共用でうつることがある。

アタマジラミは、直接的な頭部接触によって感染することがほとんどで、櫛やタオルの共用では感染しにくいです。

まとめ

したがって、誤っている記述は (頭皮に卵を産む) です。

参考になった数9

03

アタマジラミは、非常に小さい害虫です。

選択肢1. 頭皮に卵を産む。

アタマジラミは、頭皮ではなく、毛髪の根元近くに卵を産みます。

 

よって誤りです。

選択肢2. 幼虫、成虫とも頭皮から吸血する。

アタマジラミは、幼虫・成虫どちらも頭皮から吸血します。幼虫は、血を吸うことで成長し、10~14日後には成虫となります。

 

よって正しいです。

選択肢3. 保育所や幼稚園で集団発生することがある。

アタマジラミは、頭同士が接触することの多い、子ども達が集まる、保育所や幼稚園で集団発生することがあります。

 

よって正しいです。

 

 

選択肢4. 櫛(くし)やタオルの共用でうつることがある。

アタマジラミは、頭同士の接触で感染しやすく、櫛・タオル・枕・帽子の共用によってもうつることがあります

 

よって正しいです。

まとめ

アタマジラミは、誤った対処法によって感染を拡大させてしまう可能性があります。正しい知識を身につけておきましょう。

参考になった数1