美容師 過去問
第49回
問51 (文化論及び美容技術理論 問11)
問題文
ローラーカーリングに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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問題
美容師 国家試験 第49回 問51(文化論及び美容技術理論 問11) (訂正依頼・報告はこちら)
ローラーカーリングに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 毛先を中心に集めて巻くと、できたウェーブは平行な広がりを持ち、応用性に富んだムーブメントが得られる。
- 生え際で毛髪の立ち上がりを求める場合は、ベースを厚くとるとよい。
- ストランドの中心が頭皮面に対して90度の角度になるようシェープして巻くと、最もボリュームが出る。
- ダウンステムでボリュームを抑える場合は、ベースを厚めにするとローラーのおさまりがよい。
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この過去問の解説 (3件)
01
ローラーカーリングに関する問題では、カールが持つ特性や、パネルのステムなどを、しっかりと理解しているかが問われます。それを踏まえて、正しい選択肢を選びましょう。
毛先を中心に集めて巻くと、できたウェーブは平行ではなく、毛先と頭皮に近い部分では感覚の異なった扇状のような形になります。
生え際に毛髪の立ち上がりを求める場合には、ストランドの中心が、頭皮から135度の角度になるようにローラーを巻きます。
もっともボリュームが出るのは、ストランドの中心が頭皮に対して135度になるように巻いた場合です。
ローラーをダウンステムで巻く場合、オフベースになりやすいので、ベースを厚めにすることで、おさまりよく仕上げることができます。
ローラーカーリングでは、パーマネントウェーブ同様に、ローラーをベースに納める角度が非常に重要です。
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02
ローラーカーリングを行う際のポイントをおさえておきましょう。
毛先を中心に集めて巻くことで、平行な広がりを持つウェーブを得ることはできません。
よって誤りです。
生え際で毛髪の立ち上がりを求める場合は、ベースを薄くとります。
よって誤りです。
最も毛髪のボリュームが出るのは、ストランドの中心が頭皮面に対して135度の角度になるようシェープして巻いた時です。
よって誤りです。
ローラーカーリングのベースの厚さは、基本的にローラーの直径と同じですが、ダウンステムでボリュームを抑えたい場合は、ベースを厚めにとります。
よって正しいです。
ローラーカールのベースの厚さは、スライス幅と同義です。
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03
ローラーカーリングに関する技術的な理解を問うものです。
ローラーカーリングは、ウェーブやボリュームを作り出すための基本的な技術の1つであり、
各選択肢に対して詳しく解説します。
誤り
毛先を中心に集めて巻くと、通常ウェーブは丸みを帯びた形になり、
広がりが少なくなるため、この記述は誤りです。
平行な広がりを持つウェーブを作りたい場合、髪の根元から巻くことが重要です。
誤り
生え際で立ち上がりを強調するためには、ベースは薄めに取ることが一般的です。
厚いベースを取ると、毛髪の根元がフラットになり、立ち上がりが出にくくなります。
誤り
ストランドの角度を90度に巻いた場合、確かに立ち上がりは出ますが、
ボリュームを最も強調するためには、ロッドを適切に使い、
ストランドの引き具合や巻き方に工夫が必要です。
90度の角度だけでは最適なボリュームは出ません。
正しい
ダウンステム(下向きに巻く方法)でボリュームを抑えたい場合、
ベースを厚めに取ることでローラーのおさまりが良くなり、均一なカールが作りやすくなります。
ベースが薄すぎると、ローラーがフィットしにくくなり、
仕上がりにムラが生じる可能性があります。
厚いベースでしっかりと巻くことで、ボリュームを抑えた仕上がりになります。
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