美容師 過去問
第49回
問54 (文化論及び美容技術理論 問14)

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問題

美容師 国家試験 第49回 問54(文化論及び美容技術理論 問14) (訂正依頼・報告はこちら)

日本髪結髪用の櫛である鬼歯に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • 仕上げに表面の毛の流れを整えるために使う。
  • 鬢(びん)を裏からふくらませたり、鬢の形を整えたりするために使う。
  • 前髷(まえまげ)などを広げるために使う。
  • おおまかに髪をとかすために使う。

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この過去問の解説 (3件)

01

<日本髪結髪用の櫛の種類>

 

はまぐり歯…全体の仕上げに使う櫛

鬢出し…鬢を裏から膨らませたり、形を整えるのに用いる櫛

荒歯のとかし櫛…髪の毛全体を梳くのに用いる櫛

鬼歯ねずみ歯…仕上げに表面の毛流れを整えるのに用いる櫛

 

 

これらを参考にして正しい記述を選びましょう。

選択肢1. 仕上げに表面の毛の流れを整えるために使う。

仕上げに全体の毛の流れを整えるのに用いるのは鬼歯です。

選択肢2. 鬢(びん)を裏からふくらませたり、鬢の形を整えたりするために使う。

を裏からふくらませたり、鬢の形を整えたりするために使うのは鬢出しです。

選択肢3. 前髷(まえまげ)などを広げるために使う。

前髷などを広げるために使うのは、毛筋の抜き歯です。

選択肢4. おおまかに髪をとかすために使う。

おおまかに髪をとかすために使うのは荒歯のとかし櫛です。

まとめ

日本髪で使われる結髪道具は、それぞれに使われる場所や目的が違います。日本髪の種類だけではなく、道具についてもしっかりと覚えておきましょう。

参考になった数48

02

日本髪結髪用の櫛には、用途によって様々な種類があります。

選択肢1. 仕上げに表面の毛の流れを整えるために使う。

鬼歯の働きは、仕上げに表面の毛の流れを整えることです。

 

よって正しいです。

選択肢2. 鬢(びん)を裏からふくらませたり、鬢の形を整えたりするために使う。

鬢(びん)を裏からふくらませたり、鬢の形を整えたりすることが出来るのは鬼歯ではなく、鬢出しです。

 

よって誤りです。

選択肢3. 前髷(まえまげ)などを広げるために使う。

前髷(まえまげ)などを広げることが出来るのは、鬼歯ではなく、毛筋の抜き歯です

 

よって誤りです。

選択肢4. おおまかに髪をとかすために使う。

おおまかに髪をとかすことが出来るのは、鬼歯ではなく、荒歯のとかし櫛です

 

よって誤りです。

 

まとめ

聞きなれない用具の名前も多いと思いますが、どのような時に使う道具が、見ておきましょう。

参考になった数3

03

日本髪結髪用の櫛「鬼歯」に関する理解を問うものです。それぞれの選択肢について解説します。

鬼歯は、日本髪を結う際の仕上げに使われる櫛で、髪の流れを整え、全体を美しく仕上げるために使われます。

これを覚えておくことが重要です。

選択肢1. 仕上げに表面の毛の流れを整えるために使う。

正しい

 

鬼歯は、日本髪の仕上げ段階で使われることが多いです。

特に髪を整えたり、表面の毛の流れをきれいに整えるために使用します。

選択肢2. 鬢(びん)を裏からふくらませたり、鬢の形を整えたりするために使う。

誤り

 

鬼歯は鬢(びん)を整えるためには使われますが、

裏からふくらませるという具体的な目的で使うのは、異なる道具(例えば、くしやピン)です。

 

選択肢3. 前髷(まえまげ)などを広げるために使う。

誤り

 

前髷(まえまげ)を広げるためには、鬼歯ではなく別の道具(例えば、前髷用の櫛)が使用されます。

選択肢4. おおまかに髪をとかすために使う。

誤り

 

鬼歯は、髪をおおまかにとかすためではなく、仕上げとして髪を整えるために使う櫛です。

髪をとかすために使うのは、鬼歯以外の櫛になります。

参考になった数0