美容師 過去問
第51回
問12 (公衆衛生・環境衛生 問2)

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問題

美容師試験 第51回 問12(公衆衛生・環境衛生 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

次の疾病のうち、生活習慣病に該当しないものはどれか。
  • がん
  • B型肝炎
  • 脳卒中
  • 心臓病

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この過去問の解説 (2件)

01

生活習慣病とは食生活・運動不足・喫煙・飲酒・ストレスなどの生活習慣が

主な原因となって発症する慢性疾患を指します。

選択肢1. がん

誤り

 

一部のがん(肺がん、大腸がん、乳がんなど)は

喫煙・飲酒・肥満・運動不足・食生活の乱れと深く関連しており生活習慣病に分類されます。

選択肢2. B型肝炎

正しい

 

B型肝炎はウイルス(HBV)によって引き起こされる感染症であり生活習慣とは直接関係ありません。

母子感染・性交渉・血液感染などで広がるため、生活習慣病の分類には該当しません。

選択肢3. 脳卒中

誤り

 

高血圧や動脈硬化などを背景に発症する生活習慣病です。

選択肢4. 心臓病

誤り

 

特に虚血性心疾患(心筋梗塞・狭心症)などは高血圧・高脂血症・喫煙・運動不足が主な要因の代表的な生活習慣病です。

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02

この問題で押さえておくべきポイントは、生活習慣病の定義と代表的な疾病です。

生活習慣病とは、食事・運動・喫煙・飲酒などの生活習慣が発症や進行に深く関与する慢性疾患を指します。

がん、脳卒中、心臓病は代表的な生活習慣病ですが、感染症であるB型肝炎は含まれません。

選択肢1. がん

生活習慣(喫煙・食生活・運動不足など)が発症に影響するため、生活習慣病に含まれます。

選択肢2. B型肝炎

誤り=生活習慣病ではありません。
B型肝炎はウイルス(HBV)感染による疾患で、主な感染経路は血液や体液です。生活習慣の改善で予防するタイプの病気ではなく、感染症に分類されます。

 

選択肢3. 脳卒中

高血圧、脂質異常症、糖尿病、喫煙などの生活習慣が発症に大きく関与するため、生活習慣病に含まれます。

 

選択肢4. 心臓病

動脈硬化を基盤とする虚血性心疾患などは生活習慣病に含まれます。

まとめ

生活習慣病は慢性的な生活習慣の影響によって発症・進行する病気です。

がん、脳卒中、心臓病は代表例ですが、ウイルス感染が原因のB型肝炎は含まれません。

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