美容師 過去問
第51回
問22 (衛生管理技術 問2)

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問題

美容師試験 第51回 問22(衛生管理技術 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

消毒薬の効力に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 消毒用エタノールは、細菌の芽胞に効力がある。
  • 両性界面活性剤は、結核菌に効力がある。
  • 次亜塩素酸ナトリウムは、ノロウイルスに効力がある。
  • 逆性石けんは、黄色ブドウ球菌に効力がある。

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この過去問の解説 (1件)

01

消毒薬の種類、消毒方法、有効な微生物について理解しておきましょう。

選択肢1. 消毒用エタノールは、細菌の芽胞に効力がある。

正解

 

誤り

 

消毒用エタノールは一般細菌やウイルス・真菌には有効ですが、細菌の芽胞(例:破傷風菌や炭疽菌など)には無効です。

芽胞は非常に耐性が高くエタノールでは不活化はできません。

 

選択肢2. 両性界面活性剤は、結核菌に効力がある。

正しい記述です

 

両性界面活性剤は広範囲の微生物に有効で結核菌にも一定の効果があります。

ただし、濃度や接触時間によっては効果が弱まるため使用条件に注意が必要です。

 

選択肢3. 次亜塩素酸ナトリウムは、ノロウイルスに効力がある。

正しい記述です

 

ノロウイルスは非常に強いウイルスで、

次亜塩素酸ナトリウムは有効な消毒薬とされています。

そのため、施設などでも嘔吐物の処理に広く使われています。

 

選択肢4. 逆性石けんは、黄色ブドウ球菌に効力がある。

正しい記述です

 

逆性石けんは黄色ブドウ球菌に有効です。

特に手指や器具の消毒に使われることが多くスタンダードな消毒方法です。

 

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