二級ボイラー技士の過去問
平成27年4月公表
関係法令 問36

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問題

二級ボイラー技士試験 平成27年4月公表 関係法令 問36 (訂正依頼・報告はこちら)

ボイラー(移動式ボイラー及び小型ボイラーを除く。)に関する次の文中【   】内に入れるAからCまでの語句の組合せとして、法令上、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。

「ボイラーを設置した者は、所轄労働基準監督署長が検査の必要がないと認めたものを除き、①ボイラー、②ボイラー室、③ボイラー及びその【A】の配置状況、④ボイラーの据付基礎並びに燃焼室及び【B】の構造について、【C】検査を受けなければならない。」
  • 【A】自動制御装置、【B】通風装置、【C】落成
  • 【A】自動制御装置、【B】煙道、【C】使用
  • 【A】配管、【B】煙道、【C】性能
  • 【A】配管、【B】煙道、【C】落成
  • 【A】配管、【B】通風装置、【C】使用

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は「4」です。落成検査ではボイラーとボイラー室の配置場所、配管の配置状況の確認、据付基礎並びに燃焼室及び煙道等の確認、また附属品の確認、付設されるバルブ、自動制御装置の確認を行います。検査後は試運転を行い、問題無いかを確認します。

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02

正答は「4」です。

設問はボイラ(移動式ボイラ及び小型ボイラを除く。)に関する落成検査について問われています。

以下に説明します。

 本問には、ボイラー及び圧力容器安全規則第14条第1項に記載されています。
 記載事項の要約は以下になります。
 「ボイラー(移動式ボイラー及び小型ボイラーを除く。)を設置した者は、法第三十八条第三項の規定により、以下の事項について、所轄労働基準監督署長の検査を受けなければならない。
 1 ボイラー室
 2 ボイラー及びその配管の配置状況
 3 ボイラーの据付基礎並びに燃焼室及び煙道の構造」
 また、同条第2項では、この検査を落成検査と呼称しております。

 したがって、設問のA欄には「配管」、B欄には「煙道」、C欄には「落成」が入ることになり、選択肢4が正しいことがわかります。

正答は「4」です。

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03

4.が正解です。

ボイラーを設置した者は、所轄労働基準監督署長が検査の必要がないと認めたものを除き、①ボイラー、②ボイラー室、③ボイラー及びその配管の配置状況、④ボイラーの据付基礎並びに燃焼室及び煙道の構造について、落成検査を受けなければなりません。
検査を受ける時期としては、ボイラーの設置工事が終了したときになります。

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