二級ボイラー技士の過去問
平成27年10月公表
ボイラーの構造に関する知識 問1

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問題

二級ボイラー技士試験 平成27年10月公表 ボイラーの構造に関する知識 問1 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文中の[   ]内に入れるAの数字及びBの語句の組合せとして、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。

「標準大気圧の下で、質量1kgの水の温度を1K(1℃)だけ高めるために必要な熱量は約[ A ]kJであるから、水の[ B ]は約[ A ]kJ(kg・K)である。」
  • (A)2257.0、(B)比熱
  • (A)419.0、(B)顕熱
  • (A)419.0、(B)比熱
  • (A)4.2、(B)比熱
  • (A)4.2、(B)顕熱

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は「(A)4.2、(B)比熱」です。

比熱とは単位重量あたりの物質の温度を単位温度あげるのに必要な熱量のことです。

水の比熱は4.187kJ(kg・K)なので、質量1kgの水の温度を1Kだけ高めるのに必要な熱量は4.187kJです。

顕熱とは、温度上昇によってもたらされる熱のことを指します。

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02

(A)4.2、(B)比熱 が正解です。

標準大気圧の下で、質量1kgの水の温度を1K(1℃)だけ高めるために必要な熱量は約4.2kJであるから、水の比熱は約4.2kJ(kg・K)です。

比熱とは、質量1kgの物体の温度を1℃高めるのに必要な熱量のことです。

また、同じ熱量を加えた場合、比熱の小さい物のほうが比熱の大きい物より温度上昇が大きいです。

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03

正答は「(A)4.2、(B)比熱」です。

設問は、水の比熱及び顕熱について問われています。

以下に説明します。

 比熱とは、圧力一定または体積一定の条件下で、1kgの物質を1K(または1℃)上げるのに必要な熱量[kJ]と定義されています。

 1kgの水を1K(1℃)上昇させるために必要な熱量は、4.2kJであるため、比熱は4.2kJ/(kg・K)です。

 また、顕熱とは、物質の状態を変えずに、温度変化にのみ費やされる熱量であり、水の顕熱は4.2kJ/kgです。

以上の説明により、A欄には「4.2」、B欄には「比熱」が入ることになり、選択肢「(A)4.2、(B)比熱」が正しいことがわかります。

正答は「(A)4.2、(B)比熱」です。

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