二級ボイラー技士の過去問
平成28年4月公表
ボイラーの構造に関する知識 問3

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問題

二級ボイラー技士試験 平成28年4月公表 ボイラーの構造に関する知識 問3 (訂正依頼・報告はこちら)

ボイラーの鏡板について、誤っているものは次のうちどれか。
  • 鏡板は、胴又はドラムの両端を覆っている部分をいい、煙管ボイラーのように管を取り付ける鏡板は、特に管板という。
  • 鏡板は、その形状によって、平鏡板、皿形鏡板、半だ円体形鏡板及び全半球形鏡板に分けられる。
  • 平鏡板は、内部の圧力によって曲げ応力が生じるので、大径のものや圧力の高いものはステーによって補強する。
  • 皿形鏡板は、球面殻、環状殻及び円筒殻から成っている。
  • 皿形鏡板は、同材質、同径及び同厚の場合、半だ円体形鏡板に比べて強度が強い。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 5 です。

皿形より半だ円体形の方が応力集中が少ないため強度が強くなります。

1 鏡板はその形状によって名前がついています。

2 全半球形、反だ円形、皿形、平鏡板の順に強度が強いです。

3 ステーは形状によって名前が異なります。

4 曲線部を球面殻、直線部を円筒殻、曲線部と直線部の境目を環状殻といいます。

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02

1.正解です。
鏡板には、平鏡板、皿形鏡板、半だ円体形鏡板及び全半球形鏡板があります。

2.正解です。
1.で解説した通りです。鏡板はその形状によって、平鏡板、皿形鏡板、半だ円体形鏡板及び全半球形鏡板に分けられます。

3.正解です。
ステーには、ガセットステー、管ステー、棒ステーがあります。

4.正解です。
記載の通りです。皿形鏡板は球面殻、環状殻及び円筒殻から成っています。

5.誤っています。
皿形鏡板は同材質、同径及び同厚の場合、半だ円体形鏡板に比べて強度が弱いです。
強度が強い順として、下記に記載します。
全半球形鏡板>半だ円体形鏡板>皿形鏡板>平鏡板

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03

1.正しいです。
記載の通りです。

2.正しいです。
鏡板は平鏡板、皿形鏡板、半だ円体形鏡板及び全半球形鏡板の4つに分けられます。

3.正しいです。
ステーを取り付ける際、ブリージングスペースは確保しましょう。

4.正しいです。
皿形鏡板は、球面殻、環状殻及び円筒殻から成っています。

5.誤っています。
皿形鏡板は半だ円体形鏡板に比べて強度が弱いです。

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