二級ボイラー技士の過去問
平成28年4月公表
燃料及び燃焼に関する知識 問21
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問題
二級ボイラー技士試験 平成28年4月公表 燃料及び燃焼に関する知識 問21 (訂正依頼・報告はこちら)
ボイラーの燃焼における一次空気及び二次空気について、誤っているものは次のうちどれか。
- 油・ガスだき燃焼における一次空気は、噴射された燃料の周辺に供給され、初期燃焼を安定させる。
- 油・ガスだき燃焼における二次空気は、旋回又は交差流によって燃料と空気の混合を良好にして、燃焼を完結させる。
- 微粉炭バーナ燃焼では、一般に、一次空気と微粉炭は予混合されてバーナに供給され、二次空気はバーナの周囲から噴出される。
- 火格子燃焼における一次空気は、一般の上向き通風では火格子から燃料層を通して送入される。
- 火格子燃焼における一次空気と二次空気の割合は、二次空気が大部分を占める。
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この過去問の解説 (3件)
01
一次空気は初期燃焼で使われる空気で、二次空気は完全燃焼のために使われる空気です。
火格子燃焼において初期燃焼に空気が必要であるため、一次空気が大部分を占めます。
1. 油・ガスだき燃焼における一次空気は、噴射された燃料の周辺に供給され、初期燃焼を安定させます。
2. 油・ガスだき燃焼における二次空気は、旋回又は交差流によって燃料と空気の混合を良好にして、燃焼を完結させます。
3. 微粉炭バーナ燃焼では、一般に、一次空気と微粉炭は予混合されてバーナに供給され、二次空気はバーナの周囲から噴出されます。
4. 火格子燃焼における一次空気は、一般の上向き通風では火格子から燃料層を通して送入されます。
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02
油・ガスだき燃焼における一次空気は一般に、初期燃焼を安定させるために使用されます。
2.正解です。
油・ガスだき燃焼における二次空気は、旋回又は交差流によって燃料と空気の混合を良好にして、燃焼を完結させます。
3.正解です。
記載の通り、微粉炭バーナ燃焼では一般に、一次空気と微粉炭は予混合されてバーナに供給され、二次空気はバーナの周囲から噴出されます。
4.正解です。
火格子燃焼における一次空気は、一般の上向き通風では火格子から燃料層を通して送入されます。
5.誤っています。
火格子燃焼における一次空気と二次空気の割合は、一次空気が大部分を占めます。また、場合によっては、二次空気を使用しない場合もあります。
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03
油・ガスだき燃焼における一次空気は、噴射された燃料の周辺に供給され、初期燃焼を安定させます。
2.正しいです。
記載の通りになります。
3.正しいです。
場合によっては、二次空気を使用しないこともあります。
4.正しいです。
火格子燃焼における一次空気は一般の上向き通風では火格子から燃料層を通して送入されます。
5.誤っています。
火格子燃焼における一次空気と二次空気の割合は、一次空気が大部分を占めます。二次空気は使用しない場合があります。
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