二級ボイラー技士の過去問
平成28年4月公表
燃料及び燃焼に関する知識 問25
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問題
二級ボイラー技士試験 平成28年4月公表 燃料及び燃焼に関する知識 問25 (訂正依頼・報告はこちら)
油だきボイラーにおける重油の加熱について、誤っているものは次のうちどれか。
- 粘度の高い重油は、噴霧に適した粘度にするため加熱する。
- 加熱温度が低すぎると、すすが発生する。
- 加熱温度が高すぎると、いきづき燃焼となる。
- 加熱温度が高すぎると、炭化物生成の原因となる。
- C重油の加熱温度は、一般に50-60℃である。
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この過去問の解説 (3件)
01
C重油の加熱温度は一般に80~105℃です。
50~60℃はB重油の加熱温度です。
1. 粘度の高い重油は、噴霧に適した粘度にするため加熱します。重油は加熱することで、粘度を下げることができます。粘度が下がると、引火点が下がります。
2. 加熱温度が低すぎると、すすが発生します。
3. 加熱温度が高すぎると、いきづき燃焼となることがあります。
4. 加熱温度が高すぎると、炭化物生成の原因となります。
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02
粘度が高いと噴霧状態にできません。その為、噴霧に適した粘度にするため加熱します。
2.正解です。
不完全燃焼が発生しやすくなるので、すすが発生します。
3.正解です。
記載の通りです。加熱温度が高すぎると、いきづき燃焼が発生します。
4.正解です。
加熱温度が高すぎると、炭化物生成の原因となります。
5.誤っています。
C重油の加熱温度は一般に80-105℃です。
B重油の加熱温度が一般に50-60℃です。
覚えておきましょう。
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03
粘度が高いのは、B重油とC重油になります。
2.正しいです。
加熱温度が低すぎるとすすが発生します。
3.正しいです。
記載の通り、加熱温度が高すぎるといきづき燃焼となります。覚えておきましょう。
4.正しいです。
加熱温度が高すぎると、炭化物生成の原因となります。
5.誤っています。
C重油の加熱温度は、一般に80-105℃になります。覚えておきましょう。
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