二級ボイラー技士の過去問
平成29年4月公表
ボイラーの取扱いに関する知識 問20
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問題
二級ボイラー技士試験 平成29年4月公表 ボイラーの取扱いに関する知識 問20 (訂正依頼・報告はこちら)
ボイラーのガラス水面計の機能試験を行う時期として、誤っているものは次のうちどれか。
- 点火前に残圧がない場合は点火直前。
- 二組の水面計の水位に差異を認めたとき。
- ガラス管の取替えなどの補修を行ったとき。
- 取扱い担当者が交替し次の者が引き継いだとき。
- プライミングやホーミングが生じたとき。
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この過去問の解説 (3件)
01
誤っているものは 「点火前に残圧がない場合は点火直前。」 です。
圧力がない場合、試験を行うことができないため、点火前に残圧がない場合は点火して圧力が上がってから行います。
二組の水面計の水位に差異を認めたときにガラス水面計の機能試験を行います。
ガラス管の取替えなどの補修を行ったときにガラス水面計の機能試験を行います。
取扱い担当者が交替し次の者が引き継いだときにガラス水面計の機能試験を行います。
プライミングやホーミングが生じたときにガラス水面計の機能試験を行います。
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02
設問は、ボイラのガラス水面計の機能試験を行う時期について問われています。
以下に、選択肢ごとに説明します。
ボイラのガラス水面計は、内圧がないと機能試験を行うことができません。
そのため、点火前に残圧がない場合は、点火後に圧力が上昇してから行います。
二組の水面計の水位に差異を認めた場合は、どちらかあるいは両方の水面計の機能に異常があるため、機能試験を行います。
ガラス管の取替えなどの補修を行った場合、補修後の機能に異常がないかを確認するため、機能試験を行います。
取扱い担当者が交替し、次の者が引き継いだときは、引き継ぎ後の作動状況を確認する必要があるため、水面計の機能試験を行います。
プライミングやホーミングが生じたときは、水位に異常をきたしている場合が多いので、水面計の機能試験を行います。
以上の説明により、選択肢「点火前に残圧がない場合は点火直前。」が誤っていることがわかります。
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03
誤っているものは 「点火前に残圧がない場合は点火直前。」 です。
誤っています。
点火前に蒸気圧がある場合は、点火後圧力の上昇を確認した後に行います。
正解です。
二組の水面計の水位に差異を認めたときに機能試験を行います。
一般的には差異が生じないからです。
正解です。
ガラス管の取替えなどの補修を行ったときに機能試験を行います。
基本的に、補修や取り替えたときは、機能が正常かどうか確認します。
正解です。
記載の通り、取扱い担当者が交替し次の者が引き継いだときに機能試験を行います。
正解です。
プライミングやホーミングが生じたときに機能試験を行います。
また、プライミングやホーミングのことを、キャリオーバといいます。
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