二級ボイラー技士の過去問
平成29年4月公表
燃料及び燃焼に関する知識 問23
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問題
二級ボイラー技士試験 平成29年4月公表 燃料及び燃焼に関する知識 問23 (訂正依頼・報告はこちら)
重油の性質について、誤っているものは次のうちどれか。
- 重油の密度は、温度が上昇すると減少する。
- 密度の小さい重油は、密度の大きい重油より一般に引火点が低い。
- 重油の比熱は、温度及び密度によって変わる。
- 重油の粘度は、温度が上昇すると低くなる。
- C重油は、A重油より単位質量当たりの発熱量が大きい。
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この過去問の解説 (3件)
01
C重油は、A重油より単位質量当たりの発熱量が小さいです。
発熱量が大きい順にA重油、B重油、C重油です。
1 重油の密度は、温度が上昇すると減少します。
2 密度の小さい重油は、密度の大きい重油より一般に引火点が低いです。
3 重油の比熱は、温度及び密度によって変わります。
4 重油の粘度は、温度が上昇すると低くなります。
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02
設問は、重油の性質について問われています。
以下に、選択肢ごとに説明します。
1.重油は、温度が上昇すると体積が膨張するため、密度は減少します。
2.密度の小さい重油は、密度の大きい重油より一般に引火点が低いです。
3.重油の比熱は、温度及び密度によって変わります。
4.重油の粘度は、温度が上昇すると低くなります。
5.C重油は、A重油より単位質量当たりの発熱量が小さいです。
単位体積あたりの発熱量はさほど変わりませんが、質量当たりとなると密度の低いA重油の方が、発熱量は大きくなります。
以上の説明により、選択肢5が誤っていることがわかります。
正答は「5」です。
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03
重油の密度は、温度が上昇すると減少します。
2.正解です。
密度の小さい重油は密度の大きい重油より一般に引火点が低いです。覚えておきましょう。
3.正解です。
重油の比熱は、温度及び密度によって変わります。
比熱、温度及び密度は単位で表すと関係性があります。
4.正解です。
記載の通り、重油の粘度は温度が上昇すると低くなります。
5.誤っています。
C重油は、A重油より単位質量当たりの発熱量が小さいです。
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