二級ボイラー技士の過去問
平成29年4月公表
燃料及び燃焼に関する知識 問27
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問題
二級ボイラー技士試験 平成29年4月公表 燃料及び燃焼に関する知識 問27 (訂正依頼・報告はこちら)
ボイラー用ガスバーナについて、誤っているものは次のうちどれか。
- ボイラー用ガスバーナは、ほとんどが拡散燃焼方式を採用している。
- 拡散燃焼方式ガスバーナは、空気の流速・旋回強さ、ガスの分散・噴射方法、保炎器の形状などにより、火炎の形状やガスと空気の混合速度を調節する。
- センタータイプガスバーナは、空気流の中心にガスノズルがあり、先端からガスを放射状に噴射する。
- マルチスパッドガスバーナは、リング状の管の内側に多数のガス噴射孔があり、空気流の外側からガスを内側に向かって噴射する。
- ガンタイプガスバーナは、バーナ、ファン、点火装置、燃焼安全装置、負荷制御装置などを一体化したもので、中・小容量のボイラーに用いられる。
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この過去問の解説 (3件)
01
設問は、ボイラ用ガスバーナについて問われています。
以下に、選択肢ごとに説明します。
1.ボイラ用ガスバーナは、ほとんどが拡散燃焼方式を採用しています。
2.拡散燃焼方式ガスバーナは、空気の流速・旋回強さ、ガスの分散・噴射方法、保炎器の形状などにより、火炎の形状やガスと空気の混合速度を調節します。
3.センタータイプガスバーナは、空気流の中心にガスノズルがあり、先端からガスを放射状に噴射します。
4.リングタイプガスバーナは、リング状の管の内側に多数のガス噴射孔があり、空気流の外側からガスを内側に向かって噴射します。
マルチスパッドガスバーナは、空気流中に数本のガスノズルを設置しているのが特徴です。
5.ガンタイプガスバーナは、バーナ、ファン、点火装置、燃焼安全装置、負荷制御装置などを一体化したもので、中・小容量のボイラに用いられます。
以上の説明により、選択肢4が誤っていることがわかります。
正答は「4」です。
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02
マルチスパッドガスバーナは複数のガスノズルが空気流中にあり、ガスと空気を混合しやすくします。
1 ボイラー用ガスバーナは、ほとんどが拡散燃焼方式を採用しています。
2 拡散燃焼方式ガスバーナは、空気の流速・旋回強さ、ガスの分散・噴射方法、保炎器の形状などにより、火炎の形状やガスと空気の混合速度を調節します。
3 センタータイプガスバーナは、空気流の中心にガスノズルがあり、先端からガスを放射状に噴射します。
5 ガンタイプガスバーナは、バーナ、ファン、点火装置、燃焼安全装置、負荷制御装置などを一体化したもので、中・小容量のボイラーに用いられます。
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03
ボイラー用ガスバーナはほとんどが拡散燃焼方式を採用しています。基本的なので、覚えておきましょう。
2.正解です。
拡散燃焼方式ガスバーナは空気の流速・旋回強さ、ガスの分散・噴射方法、保炎器の形状などにより、火炎の形状やガスと空気の混合速度を調節します。
3.正解です。
記載の通り、センタータイプガスバーナは、空気流の中心にガスノズルがあり、先端からガスを放射状に噴射します。
4.誤っています。
リングタイプバーナはリング状の管の内側に多数のガス噴射孔があり、空気流の外側からガスを内側に向かって噴射します。
5.正解です。
ガンタイプガスバーナは、バーナ、ファン、点火装置、燃焼安全装置、負荷制御装置などを一体化したもので、中・小容量のボイラーに用いられます。また、燃焼量の調節範囲が狭いです。
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