二級ボイラー技士の過去問
平成29年4月公表
燃料及び燃焼に関する知識 問28
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問題
二級ボイラー技士試験 平成29年4月公表 燃料及び燃焼に関する知識 問28 (訂正依頼・報告はこちら)
ボイラーの油バーナについて、誤っているものは次のうちどれか。
- 圧力噴霧式バーナは、油に高圧力を加え、これをノズルチップから炉内に噴出させて微粒化するものである。
- 戻り油式圧力噴霧バーナは、単純な圧力噴霧式バーナに比べ、バーナ負荷調整範囲が広い。
- 高圧蒸気噴霧式バーナは、比較的高圧の蒸気を霧化媒体として油を微粒化するもので、バーナ負荷調整範囲が広い。
- 回転式バーナは、カップの内面で油膜を形成し、空気用ノズルからの空気を高速回転させ、油を微粒化するものである。
- ガンタイプバーナは、ファンと圧力噴霧式バーナを組み合わせたもので、燃焼量の調節範囲が狭い。
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この過去問の解説 (3件)
01
記載の通り、圧力噴霧式バーナは油に高圧力を加え、これをノズルチップから炉内に噴出させて微粒化するものです。
2.正解です。
戻り油式圧力噴霧バーナは単純な圧力噴霧式バーナに比べ、バーナ負荷調整範囲が広いです。
3.正解です。
記載の通りです。高圧蒸気噴霧式バーナは、比較的高圧の蒸気を霧化媒体として油を微粒化するもので、バーナ負荷調整範囲が広いです。
4.誤っています。
回転式バーナはカップの内面で油膜を形成し、遠心力により油を微粒化するものです。
5.正解です。
ガンタイプバーナは、ファンと圧力噴霧式バーナを組み合わせたもので、燃焼量の調節範囲が狭いです。
小容量のボイラーに用いられます。
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02
設問は、ボイラの油バーナについて問われています。
以下に、選択肢ごとに説明します。
1.圧力噴霧式バーナは、油に高圧力を加え、これをノズルチップから炉内に噴出させて微粒化するものです。
2.戻り油式圧力噴霧バーナは、単純な圧力噴霧式バーナに比べ、圧力の調節と戻り油量の調節の2段で噴霧量の調節ができるため、バーナ負荷調整範囲が広いです。
3.高圧蒸気噴霧式バーナは、比較的高圧の蒸気を霧化媒体として油を微粒化するもので、バーナ負荷調整範囲が広いです。
4.回転式バーナは、カップの内面で油膜を形成し、カップを高速回転させて遠心力を加えることで、油を微粒化するものです。
5.ガンタイプバーナは、ファンと圧力噴霧式バーナを組み合わせたもので、燃焼量の調節範囲が狭いです。
以上の説明により、選択肢4が誤っていることがわかります。
正答は「4」です。
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03
回転式バーナは、カップの内面で油膜を形成し、カップを高速回転させ、油を微粒化するものです。
1 圧力噴霧式バーナは、油に高圧力を加え、これをノズルチップから炉内に噴出させて微粒化するものです。
2 戻り油式圧力噴霧バーナは、単純な圧力噴霧式バーナに比べ、バーナ負荷調整範囲が広いです。
3 高圧蒸気噴霧式バーナは、比較的高圧の蒸気を霧化媒体として油を微粒化するもので、バーナ負荷調整範囲が広いです。
5 ガンタイプバーナは、ファンと圧力噴霧式バーナを組み合わせたもので、燃焼量の調節範囲が狭いです。
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