二級ボイラー技士の過去問
平成29年10月公表
ボイラーの取扱いに関する知識 問18
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問題
二級ボイラー技士試験 平成29年10月公表 ボイラーの取扱いに関する知識 問18 (訂正依頼・報告はこちら)
ボイラーの燃焼安全装置の燃料油用遮断弁(直動式電磁弁)の遮断機構の故障の原因となる事項として、誤っているものは次のうちどれか。
- 電磁コイルの絶縁性能が低下している。
- ダイヤフラムが損傷している。
- 弁棒が曲がっている。
- 燃料中の異物が弁へかみ込んでいる。
- 弁座が変形したり損傷したりしている。
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この過去問の解説 (3件)
01
記載の通り、電磁コイルの絶縁性能が低下していると故障の原因になります。
2.誤っています。
燃料油用遮断弁にダイヤフラムは使用していません。
3,5.正解です。
燃料油用遮断弁の部品になります。それが損傷すると、遮断弁としての機能が果たせなくなります。
4.正解です。
燃料中の異物が弁へかみ込むと、故障の原因になります。
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02
絶縁性能が低下していると、漏電が起こりやすくなります。つまり、電磁弁としての機能が働きません。
2.誤っています。
電磁弁にはダイヤフラムはありません。覚えておきましょう。
3.正しいです。
棒が変形すると機能低下につながり、故障の原因にもなります。
4.正しいです。
故障の原因になります。
5.正しいです。
弁座が変形すると機能低下につながり、故障の原因にもなります。
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03
設問は、ボイラの燃焼安全装置の燃料油用遮断弁(直動式電磁弁)の遮断機構の故障の原因となる事項について問われています。
以下に、選択肢ごとに説明します。
1.電磁コイルの絶縁性能が低下していると、電磁弁が正常に機能しなくなるため、遮断機構の故障の原因となります。
2.直動式電磁弁にダイヤフラムは使用されておりません。
そのため、この設問は適切ではありません。
3.弁棒が曲がっていると、弁の動作に支障をきたすため、遮断機構の故障の原因となります。
4.燃料中の異物が弁へかみ込んでいると、弁が完全に閉止できなくなるため、遮断機構の故障の原因となります。
5.弁座が変形したり損傷したりしていると、弁が完全に閉止できなくなるため、遮断機構の故障の原因となります。
以上の説明により、選択肢2が誤っていることがわかります。
正答は「2」です。
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