二級ボイラー技士の過去問
平成30年4月公表
ボイラーの取扱いに関する知識 問12
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問題
二級ボイラー技士試験 平成30年4月公表 ボイラーの取扱いに関する知識 問12 (訂正依頼・報告はこちら)
ボイラーの燃焼安全装置の燃料油用遮断弁のうち、直動式電磁弁の遮断機構の故障の原因となる事項として、誤っているものは次のうちどれか。
- 燃料中の異物が弁へかみ込んでいる。
- 電磁コイルが焼損している。
- 電磁コイルの絶緑性能が低下している。
- ダイヤフラムが損傷している。
- ばねが折損している。
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この過去問の解説 (3件)
01
燃料中の異物が弁へかみ込んでいると、故障の原因になります。
2.正解です。
電磁コイルが焼損していると、故障の原因になります。電流が流れないからです。
3.正解です。
電磁コイルの絶緑性能が低下していると、地絡するので、故障の原因になります。
4.誤っています。
電磁弁にダイヤフラムはありません。
5.正解です。
ばねが折損していると、故障の原因になります。
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02
設問は、ボイラの燃焼安全装置の燃料油用遮断弁のうち、直動式電磁弁の遮断機構の故障の原因となる事項について問われています。
以下に、選択肢ごとに説明します。
1.燃料中の異物が弁へかみ込んでいると、弁の閉止による燃料油の遮断が完全にできません。
2.電磁コイルが焼損していると、コイルによる励磁ができないために弁体を持ち上げることができず、燃料供給ができません。
3.電磁コイルの絶緑性能が低下していると、コイルによる励磁ができないために弁体を持ち上げることができず、燃料供給ができません。
4.直動式電磁弁にはダイヤフラムは使用されていないため、これが誤りとなります。
5.ばねが折損していると、遮断弁を正しく動作させることができません。
以上の説明により、選択肢4が誤っていることがわかります。
正答は「4」です。
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03
ダイヤフラムは圧力の変動で変化するもので、電磁弁の故障には関係ありません。
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