二級ボイラー技士の過去問
平成30年4月公表
燃料及び燃焼に関する知識 問23

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問題

二級ボイラー技士試験 平成30年4月公表 燃料及び燃焼に関する知識 問23 (訂正依頼・報告はこちら)

石炭について、誤っているものは次のうちどれか。
  • 石炭に含まれる固定炭素は、石炭化度の進んだものほど少なく、揮発分が放出された後に「おき」として残る。
  • 石炭に含まれる揮発分は、石炭化度の進んだものほど少ない。
  • 石炭に含まれる灰分が多くなると、燃焼に悪影響を及ぼす。
  • 石炭の燃料比は、石炭化度の進んだものほど大きい。
  • 石炭の単位質量当たりの発熱量は、一般に石炭化度の進んだものほど大きい。

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この過去問の解説 (3件)

01

正答は「1」です。

設問は、石炭について問われています。

以下に、選択肢ごとに説明します。

 1.石炭に含まれる固定炭素は、石炭化度の進んだものほど大きく、揮発分が放出された後に「おき(赤く燃えている塊)」として残ります。

 2.石炭に含まれる揮発分は、石炭化度の進んだものほど少なくなります。

 3.石炭に含まれる灰分が多くなると、石炭そのものが完全燃焼しにくくなり、燃焼に悪影響を及ぼします。

 4.石炭の燃料比は、石炭化度の進んだものほど大きくなります。

 5.石炭の単位質量当たりの発熱量は、一般に石炭化度の進んだものほど大きくなります。

以上の説明により、選択肢1が誤っていることがわかります。

正答は「1」です。

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02

1.誤っています。
石炭に含まれる固定炭素は石炭化度の進んだものほど大きく、揮発分が放出された後に「おき」として残ります。

2.正解です。
石炭に含まれる揮発分は石炭化度の進んだものほど少ないです。覚えておきましょう。

3.正解です。
石炭に含まれる灰分が多くなると、すすが発生し、燃焼に悪影響を及ぼします。

4.正解です。
石炭の燃料比は石炭化度の進んだものほど大きいです。燃料比は、下記に記載します。
 燃料比=固定炭素/揮発分

5.正解です。
記載の通り、石炭の単位質量当たりの発熱量は、一般に石炭化度の進んだものほど大きいです。

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03

正解は 1 です。

石炭に含まれる固定炭素は、石炭化度の進んだものほど多いです。

2. 石炭に含まれる揮発分は、石炭化度の進んだものほど少ないです。

3. 石炭に含まれる灰分が多くなると、燃焼に悪影響を及ぼします。灰分は不燃性物質のためです。

4. 石炭の燃料比は、石炭化度の進んだものほど大きいです。

5. 石炭の単位質量当たりの発熱量は、一般に石炭化度の進んだものほど大きいです。

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