二級ボイラー技士の過去問
平成30年10月公表
ボイラーの構造に関する知識 問9
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問題
二級ボイラー技士試験 平成30年10月公表 ボイラーの構造に関する知識 問9 (訂正依頼・報告はこちら)
ボイラーの水位検出器について、誤っているものは次のうちどれか。
- 水位検出器は、原則として、2個以上取り付け、それぞれの水位検出方式は異なるものが望ましい。
- 水位検出器の水側連絡管は、他の水位検出器の水側連絡管と共用することができる。
- 水位検出器の水側連絡管に設けるバルブ又はコックは、直流形の構造のものとする。
- 水位検出器の水側連絡管は、呼び径20A以上の管を使用する。
- 水位検出器の水側連絡管、蒸気側連絡管及び排水管に設けるバルブ又はコックは、開閉状態が外部から明確に識別できるものとする。
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この過去問の解説 (3件)
01
故障時の対策になります。
2.誤っています。
水位検出器の水側連絡管は、他の水位検出器の水側連絡管と共用しません。
3.正解です。
水位検出器の水側連絡管に設けるバルブ又はコックは直流形の構造のものとなります。
4.正解です。
記載の通りです。
5.正解です。
記載の通り、水位検出器の水側連絡管、蒸気側連絡管及び排水管に設けるバルブ又はコックは、開閉状態が外部から明確に識別できるものとします。
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02
設問は、ボイラの水位検出器について問われています。
以下に、選択肢ごとに説明します。
1.水位検出器は、原則として、2個以上取り付け、それぞれの水位検出方式は異なるものが望ましい。
故障を防ぐため及び同様の誤作動を起こさせないためです。
2.水位検出器の水側連絡管は、他の水位検出器の水側連絡管と共用させず、単独で使用します。
万が一、水側連絡管が閉塞した場合、両方の水位検出器が誤動作してしまうためです。
3.水位検出器の水側連絡管に設けるバルブ又はコックは、閉塞防止のため直流形の構造のものとします。
4.水位検出器の水側連絡管は、径が細いとスラッジなどで閉塞しやすくなるため、呼び径20A以上の管を使用します。
5.水位検出器の水側連絡管、蒸気側連絡管及び排水管に設けるバルブ又はコックは、開閉状態が外部から明確に識別できるものとします。
以上の説明により、選択肢2が誤っていることがわかります。
正答は「2」です。
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03
2 水位検出器の水側連絡管は、他の水位検出器の水側連絡管と共用してはいけません。
3 水位検出器の水側連絡管に設けるバルブ又はコックは、直流形の構造のものです。
4 水位検出器の水側連絡管は、呼び径20A以上の管を使用します。
5 水位検出器の水側連絡管、蒸気側連絡管及び排水管に設けるバルブ又はコックは、開閉状態が外部から明確に識別できるものとします。
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