二級ボイラー技士の過去問
平成30年10月公表
ボイラーの取扱いに関する知識 問14
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問題
二級ボイラー技士試験 平成30年10月公表 ボイラーの取扱いに関する知識 問14 (訂正依頼・報告はこちら)
ボイラーにおけるキャリオーバの害として、誤っているものは次のうちどれか。
- 蒸気の純度を低下させる。
- ボイラー水全体が著しく揺動し、水面計の水位が確認しにくくなる。
- 自動制御関係の検出端の開口部若しくは連絡配管の閉塞又は機能の障害を起こす。
- 水位制御装置が、ボイラー水位が下がったものと認識し、ボイラー水位を上げて高水位になる。
- ボイラー水が過熱器に入り、蒸気温度が低下したり、過熱器の汚損や破損を起こす。
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この過去問の解説 (3件)
01
記載の通りです。
3.正解です。
記載の通り、自動制御関係の検出端の開口部若しくは連絡配管の閉塞又は機能の障害を起こします。
4.誤っています。
水位制御装置が、ボイラー水位が上がったものと認識し、ボイラー水位を下げて低水位になります。
5.正解です。
ボイラー水が過熱器に入り、蒸気温度が低下したり、過熱器の汚損や破損を起こします。
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02
設問は、ボイラーにおけるキャリオーバの害について問われています。
以下に、選択肢ごとに説明します。
1.蒸気とともにボイラ水が蒸気配管に入るため、蒸気の純度を低下させます。
2.プライミング(気液同伴)やフォーミング(泡立ち)によってボイラ水全体が著しく揺動するため、水面計の水位が確認しにくくなります。
3.自動制御関係の検出端の開口部若しくは連絡配管の閉塞又は機能の障害を起こします。
4.プライミング(気液同伴)やフォーミング(泡立ち)によって、ボイラー水位が上がったものと水位制御装置が、識するため、ボイラー水位を下げて低水位になります。
5.ボイラー水が過熱器に入ることによって、蒸気温度が低下したり、過熱器の汚損や破損を起こします。
以上の説明により、選択肢4が誤っていることがわかります。
正答は「4」です。
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03
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