二級ボイラー技士の過去問
平成30年10月公表
ボイラーの取扱いに関する知識 問13

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問題

二級ボイラー技士試験 平成30年10月公表 ボイラーの取扱いに関する知識 問13 (訂正依頼・報告はこちら)

ボイラー水位が安全低水面以下に異常低下する原因となる事項として、誤っているものは次のうちどれか。
  • 給水内管の穴が閉塞している。
  • 不純物により水面計が閉塞している。
  • 吹出し装置の閉止が不完全である。
  • 蒸気を大量に消費した。
  • 給水温度が低下した。

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この過去問の解説 (3件)

01

1,2,3,4.正解です。

5.誤っています。
ボイラー水位が安全低水面以下に異常低下する原因は
給水温度が低下したことと書いてますが、実際は給水温度の過昇が原因になります。
他にも、逆止め弁の故障、水管・煙管の損傷などが挙げられます。

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02

正答は「5」です。

設問は、ボイラ水位が安全低水面以下に異常低下する原因となる事項について問われています。

以下に、選択肢ごとに説明します。

 1.給水内管の穴が閉塞していると、ボイラ本体への給水ができなくなるため、ボイラ水位が安全低水面以下に異常低下する原因となりえます。

 2.不純物により水面計が閉塞していると正しい水位を指示しておらず、水位が低下しても気づかないため、ボイラ水位が安全低水面以下に異常低下する原因となりえます。

 3.吹出し装置の閉止が不完全であると、給水量以上に蒸気発生プラス吹き出し量があった場合、ボイラ水位が低下していくため、ボイラ水位が安全低水面以下に異常低下する原因となりえます。

 4.蒸気を大量に消費した場合、急激な水位低下を招くため、ボイラ水位が安全低水面以下に異常低下する原因となりえます。

 5.給水温度が低下しても、ボイラ水位が安全低水面以下に異常低下する原因となりえません。

以上の説明により、選択肢5が誤っていることがわかります。

正答は「5」です。

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03

給水温度が低下した場合、ボイラーの効率は悪くなりますが、ボイラー水位が安全低水面以下に異常低下する原因にはなりません。

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