二級ボイラー技士の過去問
平成30年10月公表
関係法令 問37

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問題

二級ボイラー技士試験 平成30年10月公表 関係法令 問37 (訂正依頼・報告はこちら)

ボイラー( 小型ボイラーを除く。)の附属品の管理のため行わなければならない事項として、法令に定める内容と異なっているものは次のうちどれか。
  • 圧力計の目もりには、ボイラーの最高使用圧力を示す位置に、見やすい表示をすること。
  • 蒸気ボイラーの常用水位は、ガラス水面計又はこれに接近した位置に、現在水位と比較することができるように表示すること。
  • 圧力計は、使用中その機能を害するような振動を受けることがないようにし、かつ、その内部が100°C以上の温度にならない措置を講ずること。
  • 燃焼ガスに触れる給水管、吹出管及び水面測定装置の連絡管は、耐熱材料で防護すること。
  • 温水ボイラーの返り管については、凍結しないように保温その他の措置を講ずること。

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この過去問の解説 (3件)

01

法令では
「圧力計又は水高計は、使用中その機能を害するような振動を受けることがないようにし、かつ、その内部が凍結し、又は80℃以上の温度にならない措置を講ずること」
とされています。

そのほかの選択肢は正しいので覚えておきましょう。

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02

1.正解です。
圧力計の目もりには、ボイラーの最高使用圧力を示す位置に、見やすい表示をします。

2.正解です。
記載の通り、蒸気ボイラーの常用水位はガラス水面計又は、これに接近した位置に現在水位と比較することができるように表示します。

3.誤っています。
圧力計は使用中その機能を害するような振動を受けることがないようにし、かつ、その内部が80°C以上の温度にならない措置を講ずることにします。

4.正解です。
記載の通りです。

5.正解です。
返り管だけでなく、逃がし管も凍結しないように保温その他の措置を講じます。

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03

正答は「3」です。

設問は、ボイラー( 小型ボイラーを除く。)の附属品の管理のため行わなければならない事項について問われています。

ボイラの附属品の管理については、ボイラー及び圧力容器安全規則(以下、規則といいます)第28条の各号に記載されています。

内容は、以下のとおりです。

一 安全弁は、最高使用圧力以下で作動するように調整すること。

二 過熱器用安全弁は、胴の安全弁より先に作動するように調整すること。

三 逃がし管は、凍結しないように保温その他の措置を講ずること。

四 圧力計又は水高計は、使用中その機能を害するような振動を受けることがないようにし、かつ、その内部が凍結し、又は80℃以上の温度にならない措置を講ずること。

五 圧力計又は水高計の目もりには、当該ボイラーの最高使用圧力を示す位置に、見やすい表示をすること。

六 蒸気ボイラーの常用水位は、ガラス水面計又はこれに接近した位置に、現在水位と比較することができるように表示すること。

七 燃焼ガスに触れる給水管、吹出管及び水面測定装置の連絡管は、耐熱材料で防護すること。

八 温水ボイラーの返り管については、凍結しないように保温その他の措置を講ずること。


以上を前提に、以下に、選択肢ごとに説明します。

 1.規則第28条第5号に記載されています。

 2.規則第28条第6号に記載されています。

 3.規則第28条第4号に記載されていますが、100℃ではなく、80℃以上の温度にならないように措置します。

 4.規則第28条第7号に記載されています。

 5.規則第28条第8号に記載されています。

以上の説明により、選択肢3が誤っていることがわかります。

正答は「3」です。

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