二級ボイラー技士の過去問
令和2年10月公表
ボイラーの取扱いに関する知識 問12

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問題

二級ボイラー技士試験 令和2年10月公表 ボイラーの取扱いに関する知識 問12 (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、ボイラー給水の脱酸素剤として使用される薬剤のみの組合せはどれか。
  • 塩化ナトリウム ―――― りん酸ナトリウム
  • りん酸ナトリウム ――― タンニン
  • 亜硫酸ナトリウム ――― 炭酸ナトリウム
  • 炭酸ナトリウム ―――― りん酸ナトリウム
  • 亜硫酸ナトリウム ――― タンニン

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この過去問の解説 (3件)

01

正答は「5」です。

設問は、ボイラ給水の脱酸素剤として使用される薬剤について問われています。

以下に、選択肢ごとに説明します。

 ボイラ給水には給水軟化、スケール防止、脱酸素の目的で清缶剤が添加されますが、清缶剤の中に脱酸素剤が含まれています。

 脱酸素剤として使用される薬剤として、ヒドラジンが挙げられますが、毒性があるため、近年ではあまり使われなくなりました。
 (問題として出題されることはあります。)

 最近では、タンニンや亜硫酸ナトリウムが、ボイラ給水用の脱酸素剤として用いられています。

以上の説明により、選択肢5が適切であることがわかります。

正答は「5」です。

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02

正解は「5」です。

脱酸素剤に関する問題です。

脱酸素剤は給水中に溶存する酸素を除去するものです。溶存酸素を除去することを「脱気」と呼びます。

溶存酸素があると給水配管の腐食に繋がりますので,ボイラーごとに定められた値まで脱気する必要があります。

脱酸素剤には,亜硫酸ナトリウムタンニンおよびヒドラジンが使用されています。

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03

正解は5です。

ボイラー水の管理は、ボイラーの安定運転、長寿命化にとって重要です。

ボイラー補給水の軟化、pH調整、スケール防止、脱酸素の目的で添加される薬剤のことを清缶剤と言います。

脱酸素剤として使用される清缶剤には、亜硫酸ナトリウム、タンニン、ヒドラジンなどがあります。

よって正解は5となります。

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