二級ボイラー技士の過去問
令和2年10月公表
関係法令 問31

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問題

二級ボイラー技士試験 令和2年10月公表 関係法令 問31 (訂正依頼・報告はこちら)

ボイラー室に設置されている胴の内径が900mmで、その長さが1500mmの立てボイラー(小型ボイラーを除く。)の場合、その外壁から壁、配管その他のボイラーの側部にある構造物(検査及びそうじに支障のない物を除く。)までの距離として、法令上、許容される最小の数値は次のうちどれか。
  • 0.15m
  • 0.30m
  • 0.45m
  • 1.20m
  • 2.00m

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この過去問の解説 (3件)

01

正答は「3」です。

設問は、ボイラの据え付け位置について問われています。

以下に説明します。

 設問については、ボイラー及び圧力容器安全規則第20条第2項に記載されています。

 それによると、胴の内径が500mmを超え、かつ、その長さが1000mmを超えるボイラについては、ボイラの外壁から壁、配管その他のボイラーの側部にある構造物(検査及びそうじに支障のない物を除く。)までの距離を0.45m以上としなければなりません。

 それ以下のサイズのボイラに関しては、それらからの距離を0.3m以上にします。

以上の説明により、選択肢3が正しいことがわかります。

正答は「3」です。

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02

正解は「3」です。

ボイラー室の設置に関する問題です。

ボイラー室の設置については,次の規則にて定められています。

ボイラー及び圧力容器安全規則 第二章 ボイラー【第三節 ボイラー室】および【第四節 管理】

立てボイラーは,ボイラーの外壁から壁,配管その他のボイラーの側部にある構造物までの距離を,原則として、0.45m以上としなければなりません。ただし,胴の内径が500mm以下で,かつ,その長さが1,000mm以下のボイラーについては,この距離は0.3m以上とします。

問題は,胴の内径が900mm・長さが1500mmのボイラーのため,0.45m以上とする必要がありますので,「3」が正解になります。

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03

正解は、3 です。

ボイラーは、法令上3つ(簡易ボイラー、小型ボイラー、ボイラー)に区分されます。

問題文の胴の内径と長さは、 「ボイラー」に該当します。

ボイラーの据付位置は、法令上決められており、ボイラーと構造物との距離も定められております。

本体を被覆していないボイラー(胴の内径500mmを超え、かつ、長さが1000mmを超えるボイラー)は、ボイラーの外側から壁や配管などのボイラーの側部にある構造物までの距離を0.45m以上としなければならない規定があります。

よって、正解は、3 になります。

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