二級ボイラー技士の過去問
令和3年4月公表
関係法令 問36

正解は， 5 です。

鋳鉄製ボイラーの附属品に関する問題になります。

ボイラー構造規格 第六十八条 温度計により，以下の通り定めれています。

◆蒸気ボイラーには，過熱器の出口付近における蒸気の温度を表示する温度計を取り付けなければならない。

◆温水ボイラーには，ボイラーの出口付近における温水の温度を表示する温度計を取り付けなければならない。

よって，蒸気・温水問わず，出口付近に温度計を取り付ける必要があります。

正解は、５です。

温度計についての問題です。

鋳鉄製ボイラーに限ったことではなく、一般に次の規格になります。

・温水ボイラーには、ボイラーの出口付近の温水温度を表示する温度計を取り付ける。

・蒸気ボイラーには、過熱器の出口付近の蒸気温度を表示する温度計を取り付ける。

以上にあてはまる用語の選択肢は、５になります。

正解は、　5　です 。

鋳鉄製温水ボイラーの温度計の取り付けについては、鋼製ボイラーと同様の基準が準用されます。

『温水ボイラーには、ボイラーの出口付近における温水の温度を表示する温度計を取り付けなければならない』とされています。

温水ボイラーでは、ボイラー出口付近が最高温度となるためです。