二級ボイラー技士の過去問
令和3年10月公表
関係法令 問36
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問題
二級ボイラー技士試験 令和3年10月公表 関係法令 問36 (訂正依頼・報告はこちら)
鋼製ボイラー(小型ボイラーを除く。)の水面測定装置について、次の文中の( )内に入れるAからCまでの語句の組合せとして、法令に定められているものは( 1 )~( 5 )のうちどれか。
「( A )側連絡管は、管の途中に中高又は中低のない構造とし、かつ、これを水柱管又はボイラーに取り付ける口は、水面計で見ることができる( B )水位より( C )であってはならない。」
「( A )側連絡管は、管の途中に中高又は中低のない構造とし、かつ、これを水柱管又はボイラーに取り付ける口は、水面計で見ることができる( B )水位より( C )であってはならない。」
- A:水 B:最高 C:下
- A:水 B:最低 C:上
- A:水 B:最低 C:下
- A:蒸気 B:最高 C:上
- A:蒸気 B:最低 C:上
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は、 2 です。
「( 水 )側連絡管は、管の途中に中高又は中低のない構造とし、かつ、これを水柱管又はボイラーに取り付ける口は、水面計で見ることができる( 最低 )水位より( 上 )であってはならない。」が、正しいです。(ボイラー構造規格第71条)
ですから、選択肢2の A:水 B:最低 C:上 が正解になります。
水面計に接続する連絡管が、水面計で見る事が出来る最低水位より上である場合、最低水位より上部で最低水位を示す事となってしまい、ボイラーの正しい最低水位を示す事が出来ません。ですから連絡管の接続位置は、水面計で見る事が出来る最低水位より下部である必要があります。
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02
正解は,2です。
ボイラーの水面計に関する問題です。
ボイラー構造規格 鋼製ボイラー 第四章 附属品 第六十九条は、以下の通りです。
《第七十一条 水柱管との連絡管》
(1)水柱管とボイラーとを結ぶ連絡管は容易に閉そくしない構造とし,かつ,水側連絡管及び水柱管は,容易に内部の掃除ができる構造としなければならない。
(2)水側連絡管は管の途中に中高又は中低のない構造とし,かつ,これを水柱管又はボイラーに取付る口は,水面計で見ることができる最低水位より上であってはならない。
(3)蒸気側連絡管は管の途中にドレンのたまる部分がない構造とし,かつ,これを水柱管及びボイラーに取付る口は,水面計で見ることができる最高水位より下であってはならない。
(4)前(3)項の規定は、水面計に連絡管を取り付ける場合について準用する。
よって、
「( 水 )側連絡管は,管の途中に中高又は中低のない構造とし,かつ,これを水柱管又はボイラーに取り付ける口は,水面計で見ることができる( 最低 )水位より( 上 )であってはならない。」
となります。
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03
【同一テーマでの出題回数】★★(H27/4~R3/4公表分)
「ボイラー構造規格」第七十一条(水柱管との連絡管)第二号に「水側連絡管は、管の途中に中高又は中低のない構造とし、かつ、これを水柱管又はボイラーに取り付ける口は、水面計で見ることができる最低水位より上であってはならない。」との規定があり、A「水」、B「最低」、C「上」となる組み合わせが正解となります。
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