二級ボイラー技士の過去問
令和5年4月公表
関係法令 問5
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問題
二級ボイラー技士試験 令和5年4月公表 関係法令 問5 (訂正依頼・報告はこちら)
ボイラー(移動式ボイラー及び小型ボイラーを除く。)に関する次の文中の( )内に入れるAからCまでの語句の組合せとして、法令上、適切なものは(1)~(5)のうちどれか。
なお、ボイラーはボイラー室に設置する必要のあるものとする。
「ボイラーを設置した者は、所轄労働基準監督署長が検査の必要がないと認めたものを除き、①ボイラー、②ボイラー室、③ボイラー及びその( A )の配置状況、④ボイラーの( B )並びに燃焼室及び煙道の構造について、( C )検査を受けなければならない。」
なお、ボイラーはボイラー室に設置する必要のあるものとする。
「ボイラーを設置した者は、所轄労働基準監督署長が検査の必要がないと認めたものを除き、①ボイラー、②ボイラー室、③ボイラー及びその( A )の配置状況、④ボイラーの( B )並びに燃焼室及び煙道の構造について、( C )検査を受けなければならない。」
- A:自動制御装置 B:通風装置 C:落成
- A:自動制御装置 B:据付基礎 C:使用
- A:配管 B:据付基礎 C:落成
- A:配管 B:附属設備 C:落成
- A:配管 B:据付基礎 C:使用
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この過去問の解説 (3件)
01
ボイラーの検査の申請に関する問題です。
問題文に「ボイラーを設置した者」とある為、これは「落成検査」についての記述になります。
よってCについては「落成」が入ります。
「使用検査」については
・ボイラーを輸入した者。
・構造検査又は使用検査のあと、1年以上設置されなかったボイラーを設置しようとする者。
・廃止したボイラーを再設置・再使用しようとする者。
が検査を受けなければいけません。
また、落成検査は設置工事が完了した後に受ける検査なので、基礎構造や基礎工事についての検査で付属部位や設備に関する検査ではありません。
Aについては「配管」、Bについては「据付基礎」が入ります。
正しいです。
検査の詳しい内容までは出題されませんが、どういった時に誰がどこにどういった検査の申請をしなければいけないのか把握しておきましょう。
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02
この問題ではボイラーを設置したものに関する内容が問われていますが、大前提として「ボイラーの設置=落成検査」と覚えておくだけである程度選択肢を絞る事ができます。
この点に注目して各選択肢を確認していきましょう。
全て正しい記述です。
ボイラーを設置した時には、配管の配置状況と据付基礎、燃焼室、煙道などの項目の落成検査を受ける必要があります。
冒頭で伝えましたが、ボイラーを設置=落成検査と覚えておくだけで選択肢を絞れるのでここは絶対覚えておきましょう。
今回は「配管」と「据付基礎」でしたが、他の「燃焼室」や「煙道」が出題される事もあるので、一通り目を通しておきましょう。
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03
この問題では、ボイラーを設置した際に必要な法令上の検査について理解することが重要です。
特に、ボイラー設置に関わる落成検査の対象項目に注目する必要があります。
ボイラー則によれば、ボイラーを設置した者は、所轄労働基準監督署長の落成検査を受けなければならないと規定されており、この検査にはボイラー室やボイラー及びその配管の配置、ボイラーの据付基礎などが含まれます。
以上より、(A:配管 B:据付基礎 C:落成)が正解となります。
ボイラーを設置する際には、法令に基づいて所轄労働基準監督署長の落成検査を受ける必要があります。
この検査では、ボイラー室、ボイラー及びその配管の配置、ボイラーの据付基礎などが重要な対象項目となります。
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