二級ボイラー技士の過去問
令和5年10月公表
ボイラーの構造に関する知識 問6

適切

解説：膨張タンクに密閉型を用いる場合、過剰な圧力を安全に逃がすために逃がし弁の設置が必要です。

これはシステム内の圧力調整を助け、安全性を高めます。

適切

解説：逃がし管は、ボイラー内の圧力が設定値を超えた際に自動的に圧力を逃がす安全装置です。

これにより、ボイラーが過圧による損傷を受けるのを防ぎます。

適切

解説：逃がし管に途中で弁やコックを取り付けると、その機能が阻害され、安全性が低下します。

そのため、逃がし管には途中に弁やコックを取り付けてはならないとされています。

不適切

解説：逃がし管の設計は、ボイラーの圧力や容量、安全基準に基づくものです。逃がし管の最小径が伝熱面積に応じて定められています。

適切

解説：逃がし弁は、設定圧力を超えた時に自動的に開き、過剰な圧力を逃がす機能を持ちます。

これにより、ボイラー内の圧力が安全な範囲内に保たれます。

正しい記述です。

密閉型を用いる時は、逃がし弁を取り付け膨張した水を逃がします。

正しい記述です。

問題文の通りで、逃がし管や逃がし弁は、余分な圧力を放出する安全装置となります。

正しい記述です。

仮にコックが付いていると、誤って閉じてしまった時に、余分な圧力を逃がす事ができなくなります。

誤った記述です。

伝熱面積に応じて「最大径」ではなく「最小径」となります。

正しい記述です。

説明文の通りで、逃がし弁は過剰な圧力を逃がすための設備となります。

この文章は正しいです。密閉型の膨張タンクを用いる場合、逃がし弁を取り付けることで圧力の過剰上昇を防ぐことができます。

この文章は正しいです。逃がし管は、ボイラーの圧力が高くなりすぎることを防ぐための重要な安全装置です。

この文章は正しいです。逃がし管に弁やコックを取り付けると、意図しない圧力上昇を引き起こす可能性があるため、これらは取り付けられません。

この文章は誤りです。逃がし管は伝熱面積に応じて最小径が定められています。

この文章は正しいです。逃がし弁は、水の膨張によって圧力が設定値を超えた場合に弁体を押し上げ、水を逃がして圧力を調整する装置です。