二級ボイラー技士の過去問
令和5年10月公表
ボイラーの取扱いに関する知識 問5

適切

解説：蒸気圧力の過昇は、ボイラー内の圧力が安全限界を超えたことを示します。

この状態を検知すると、燃料遮断弁が作動し、燃料供給を停止してボイラーの安全を確保します。

不適切

解説：通常、高水位は燃焼安全装置の燃料遮断弁が作動する直接的な原因ではありません。

高水位は燃焼プロセスには直接関係なく、他の安全装置が対応する領域です。

適切

解説：不着火は、燃料が供給されているにも関わらず燃焼が開始されない状態を指します。

この状態が検知されると、未燃焼燃料が蓄積するリスクを防ぐために燃料遮断弁が作動します。

適切

解説：燃焼中に異常消火が発生した場合、安全装置が燃料の供給を遮断します。

これは、燃料が無駄に消費されることや、再着火時の危険を防ぐためです。

適切

解説：送風量の低下は、燃焼に必要な酸素が不足することを意味します。

この状態では適切な燃焼が行えないため、安全装置が燃料供給を停止することがあります。

この文章は正しいです。蒸気圧力が過昇すると、ボイラーの安全性を確保するために燃料遮断弁が作動し、燃料の供給を停止することがあります。

この文章は誤りです。高水位自体は、燃焼安全装置の燃料遮断弁の作動原因となる一般的な状況ではありません。燃料遮断弁は、主に燃焼に関する安全性の問題に対応します。

この文章は正しいです。不着火が発生した場合、ボイラー内で未燃焼の燃料が蓄積するリスクがあり、安全のため燃料遮断弁が作動します。

この文章は正しいです。異常消火が発生した場合、安全上の理由から燃料遮断弁が作動し、燃料供給が停止されます。

この文章は正しいです。送風量が低下すると、適切な燃焼が行われず、未燃焼の燃料が蓄積するリスクがあります。これに対処するため、燃料遮断弁が作動することがあります。

正しい記述です。

蒸気圧力が異常に上がっているので、それを止めるために遮断弁が作動します。

誤った記述です。

燃焼安全装置なので、高水位などのボイラー水の水位は関係ありません。

正しい記述です。

不着火は燃料だけボイラー内に残る可能性があるので、直ちに遮断する必要があります。

正しい記述です。

異常な状態で火が消えているので異常時となり、遮断弁が作動します。

正しい記述です。

送風量が減ると、しっかり燃焼が行われなくなるので燃料がボイラー内に残る可能性があります。そのため、遮断弁が作動します。