二級ボイラー技士の過去問
令和6年4月公表
ボイラーの取扱いに関する知識 問1

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問題

二級ボイラー技士試験 令和6年4月公表 ボイラーの取扱いに関する知識 問1 (訂正依頼・報告はこちら)

ガスだきボイラーの手動操作による点火などについて、適切でないものは次のうちどれか。
  • バーナが上下に2基配置されている場合は、上方のバーナから点火する。
  • ガス圧力が加わっている継手、コック及び弁は、ガス漏れ検出器の使用又は検出液の塗布によりガス漏れの有無を点検する。
  • ガス圧力が適正で、安定していることを確認する。
  • 点火用火種は、適正な火力のものを使用する。
  • 隣接しているバーナや炉壁の熱により点火してはならない。

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この過去問の解説 (1件)

01

ガスだきボイラーの手動操作による点火について問われています。

点火作業を間違えると事故につながるので、試験対策以前にしっかり確認しておきましょう。

選択肢1. バーナが上下に2基配置されている場合は、上方のバーナから点火する。

バーナが上下に2基配置されている場合は、上方のバーナではなく下方のバーナから点火します。

仮に上方から点火すると、最悪大きな事故につながるのでしっかり押さえておきましょう。

選択肢2. ガス圧力が加わっている継手、コック及び弁は、ガス漏れ検出器の使用又は検出液の塗布によりガス漏れの有無を点検する。

正しい記述です。

ガスが漏れていると大惨事になるので、ガス漏れの点検は日常的に行う必要があります。

選択肢3. ガス圧力が適正で、安定していることを確認する。

正しい記述です。

むしろ、圧力に異常があると、大きな事故などにつながるので確認は大切な作業です。

選択肢4. 点火用火種は、適正な火力のものを使用する。

正しい記述です。

弱すぎても中々点火せずに、逆に強すぎても延焼などの危険があるので、適正な火力が大事です。

選択肢5. 隣接しているバーナや炉壁の熱により点火してはならない。

正しい記述です。

他の箇所に延焼する可能性があるので、点火作業は決められた手順で行いましょう。

まとめ

この問題は普通に考えたらあり得ない説明文なので、しっかり問題を読んで解いていきましょう。

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