二級ボイラー技士の過去問
令和6年4月公表
燃料及び燃焼に関する知識 問7

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問題

二級ボイラー技士試験 令和6年4月公表 燃料及び燃焼に関する知識 問7 (訂正依頼・報告はこちら)

ボイラーにおける気体燃料の燃焼方式について、適切でないものは次のうちどれか。
  • 拡散燃焼方式は、安定した火炎を作りやすいが、逆火の危険性が高い。
  • 拡散燃焼方式は、火炎の広がり、長さなどの調節が容易である。
  • 拡散燃焼方式は、ガスと空気を別々にバーナに供給し、燃焼させる方法である。
  • 予混合燃焼方式は、ボイラー用パイロットバーナに採用されることがある。
  • 予混合燃焼方式は、気体燃料に特有な燃焼方式である。

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この過去問の解説 (1件)

01

ボイラーにおける気体燃料の燃焼方式についての問題です。

気体をどのように燃焼するかを理解する事が、この問題を解くカギとなります。

選択肢1. 拡散燃焼方式は、安定した火炎を作りやすいが、逆火の危険性が高い。

問題文の解説は「拡散燃焼方式」ではなく、「予混合燃焼方式」の解説となります。

「拡散燃焼方式」はガスと空気を別々に供給するので、逆火の危険性はありません。

選択肢2. 拡散燃焼方式は、火炎の広がり、長さなどの調節が容易である。

正しい記述です。

ボイラーではこの「拡散燃焼方式」のバーナを使用する事が多いです。

選択肢3. 拡散燃焼方式は、ガスと空気を別々にバーナに供給し、燃焼させる方法である。

正しい記述です。

別々に供給されるので、安全性も高いのが特徴です。

選択肢4. 予混合燃焼方式は、ボイラー用パイロットバーナに採用されることがある。

正しい記述です。

予混合燃焼方式は逆火の危険がありますが、比較的安定した炎なのでパイロットバーナに使用する場合があります。

選択肢5. 予混合燃焼方式は、気体燃料に特有な燃焼方式である。

正しい記述です。

別々の空気とガスを混合して燃焼させる少し特殊な燃焼方式となります。

まとめ

燃焼方式は「拡散燃焼方式」と「予混合燃焼方式」の2つがあります。

それぞれの特徴をしっかり理解しておきましょう。

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