二級ボイラー技士の過去問
令和6年4月公表
燃料及び燃焼に関する知識 問8

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問題

二級ボイラー技士試験 令和6年4月公表 燃料及び燃焼に関する知識 問8 (訂正依頼・報告はこちら)

ボイラーの燃料の燃焼により発生する大気汚染物質について、適切でないものは次のうちどれか。
  • 排ガス中のSOXは、大部分がSO2である。
  • 排ガス中のNOXは、大部分がNO2である。
  • 燃焼により発生するNOXには、サーマルNOXとフューエルNOXがある。
  • 燃料を燃焼させた際に発生する固体微粒子には、すすやダストがある。
  • SOXは、NOXとともに酸性雨の原因となる。

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題では大気汚染物質について問われています。

こちらに関しては暗記する事が大半ですが、一度覚えてしまえば出題されるポイントはほとんど同じなので頑張って覚えていきましょう。

選択肢1. 排ガス中のSOXは、大部分がSO2である。

正しい記述です。

選択肢2. 排ガス中のNOXは、大部分がNO2である。

排ガス中のNOXは、大部分がNO2ではなく、NOとなります。

およそ90~90%以上となっています。

選択肢3. 燃焼により発生するNOXには、サーマルNOXとフューエルNOXがある。

正しい記述です。

ちなみにサーマルNOXは窒素が酸化したもので、フューエルNOXは主に燃料から生まれます。

選択肢4. 燃料を燃焼させた際に発生する固体微粒子には、すすやダストがある。

正しい記述です。

選択肢5. SOXは、NOXとともに酸性雨の原因となる。

正しい記述です。

まとめ

大気汚染物質についての問題でしたが、他の選択肢にある「サーマルNOX」と「フューエルNOX」の特徴も押さえておきましょう。

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