二級ボイラー技士の過去問
令和6年4月公表
関係法令 問4
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問題
二級ボイラー技士試験 令和6年4月公表 関係法令 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
ボイラー(小型ボイラーを除く。)の附属品の管理のため行わなければならない事項として、その内容が法令に定められていないものは次のうちどれか。
- 圧力計の目もりには、ボイラーの最高使用圧力を示す位置に、見やすい表示をすること。
- 蒸気ボイラーの常用水位は、ガラス水面計又はこれに接近した位置に、現在水位と比較することができるように表示すること。
- 圧力計は、使用中その機能を害するような振動を受けることがないようにし、かつ、その内部が凍結し、又は80℃以上の温度にならない措置を講ずること。
- 燃焼ガスに触れる給水管、吹出管及び水面測定装置の連絡管は、不燃性材料により保温その他の措置を講ずること。
- 逃がし管は、凍結しないように保温その他の措置を講ずること。
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この過去問の解説 (1件)
01
附属品の管理のため行わなければならない事項についての法令についての問題ですが、法令に関しては文面全てを覚えるのではなく、出題されるポイントは限られているので、そこだけを重点的に覚えるのも試験攻略には有効です。
正しい記述です。
問題によっては「最高使用圧力」が「常用圧力」などと変えて出題される事もあるので、注意して下さい。
正しい記述です。
こちらも問題によっては「現在水位」が「常用水位」などと変えて出題される可能性があるので、しっかり押さえておきましょう。
正しい記述です。
問題文の「80℃」という数字を変えて出題される事もあるので、この数字は覚えておきましょう。
燃焼ガスに触れる給水管、吹出管及び水面測定装置の連絡管は、不燃性材料ではなく耐熱材料により保温その他の措置を講ずること。と定められています。
正しい記述です。
逃がし管が凍結すると、内部で詰まって排出できなくなり、不具合につながる恐れがあります。
不燃性材料も耐熱材料も保温効果としてはどちらでも良いかと思うかもしれませんが、直接火があたる所は不燃性を使用し、火があたらない所は耐熱材料と覚えておきましょう。
違いが分かりにくいかと思いますが、あくまでも法令で決まっている事なので、押さえておきましょう。
この問題に限らず、問題文の数字だけ変えて出題されることが多いので、数字関係は一通り覚えましょう。
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