二級ボイラー技士 過去問
令和7年4月公表
問30 (燃料及び燃焼に関する知識 問10)
問題文
A 煙突によって生じる自然通風力は、煙突の高さが高いほど抵抗が大きくなるため、煙突は低いほど良い。
B 押込通風方式は、空気流と燃料噴霧流との混合が有効に利用できるため、燃焼効率が良い。
C 誘引通風は、比較的体積の大きな燃焼ガスを取り扱うので、炉内の気密が不十分であると燃焼ガスが外部へ漏れる。
D 平衡通風に必要な動力は、押込ファンと誘引ファンを併用するので、押込通風より大きいが、誘引通風よりは小さい。
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問題
二級ボイラー技士試験 令和7年4月公表 問30(燃料及び燃焼に関する知識 問10) (訂正依頼・報告はこちら)
A 煙突によって生じる自然通風力は、煙突の高さが高いほど抵抗が大きくなるため、煙突は低いほど良い。
B 押込通風方式は、空気流と燃料噴霧流との混合が有効に利用できるため、燃焼効率が良い。
C 誘引通風は、比較的体積の大きな燃焼ガスを取り扱うので、炉内の気密が不十分であると燃焼ガスが外部へ漏れる。
D 平衡通風に必要な動力は、押込ファンと誘引ファンを併用するので、押込通風より大きいが、誘引通風よりは小さい。
- A,B,D
- A,C,D
- A,D
- B,C,D
- B,D
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この過去問の解説 (1件)
01
ボイラーの通風に関する問題です。
誘引通風や平衡通風、押込通風の仕組みを正しく理解しましょう。
Aの煙突によって生じる自然通風力は、煙突の高さが高いほど抵抗が大きくなるのではなく、通風力自体大きくなります。
Cの誘引通風は、燃焼ガスが外部へ漏れる事はありません。漏れる恐れがあるのは押込通風となります。
したがってBとDの記述が適切なので、こちらの組み合わせが正しくなります。
通風の大きさは先の解説で触れましたが、
押込通風<平衡通風<誘引通風
このようになります。
こちらも良く出題されるので押さえておきましょう。
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