調剤報酬請求事務技能認定試験の過去問 | 予想問題
2022年8月公開問題
問26

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問題

調剤報酬請求事務の過去問/予想問題 2022年8月公開問題 保険薬局業務 問26 (訂正依頼・報告はこちら)

次の1~5の保険薬局に関する事柄のうち、正しいものはどれか。1つ選びなさい。
  • 保険調剤を行う薬剤師は保険薬剤師として、厚生労働省から認定を受けなければならない。
  • 保険調剤を行う薬局は保険調剤薬局として、厚生労働省から指定を受けなければならない。
  • 調剤を行わなくても、薬剤師が常勤していれば、薬局と名乗ることができる。
  • 保険調剤薬局は一度登録をしてしまえば、業務上の過失などにより指定の取り消しを受けなければ再申請の必要はない。
  • 保険調剤薬局で扱うのは医療用医薬品で一般用医薬品を扱うことはできない。

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この過去問の解説 (3件)

01

保険薬局に関する事柄についての問題です。

選択肢1. 保険調剤を行う薬剤師は保険薬剤師として、厚生労働省から認定を受けなければならない。

誤りです。「認定」ではなく「登録」をしなければなりません。関連は健康保険法です。

選択肢2. 保険調剤を行う薬局は保険調剤薬局として、厚生労働省から指定を受けなければならない。

正しいです。なお、指定の効力は6年間です。

選択肢3. 調剤を行わなくても、薬剤師が常勤していれば、薬局と名乗ることができる。

誤りです。薬局とは調剤をする場所を指します。関連は医療法です。

選択肢4. 保険調剤薬局は一度登録をしてしまえば、業務上の過失などにより指定の取り消しを受けなければ再申請の必要はない。

誤りです。保険調剤薬局の指定は6年のため、更新していくことになります。関連は健康保険法です。

選択肢5. 保険調剤薬局で扱うのは医療用医薬品で一般用医薬品を扱うことはできない。

誤りです。一般用医薬品を販売することができます。

参考になった数2

02

正しい記述は「保険調剤を行う薬局は保険調剤薬局として、厚生労働省から指定を受けなければならない。」でした。

 

保険薬局を運営するためには様々な許可を認定を受けなければなりません。

選択肢1. 保険調剤を行う薬剤師は保険薬剤師として、厚生労働省から認定を受けなければならない。

誤った記述です。

 

地方厚生局に申請を行い、都道府県知事が登録を行います。

選択肢2. 保険調剤を行う薬局は保険調剤薬局として、厚生労働省から指定を受けなければならない。

正しい記述です。

選択肢3. 調剤を行わなくても、薬剤師が常勤していれば、薬局と名乗ることができる。

誤った記述です。

 

薬局は薬剤師が販売又は授与の目的で調剤の業務を行う場所と定義されています。

選択肢4. 保険調剤薬局は一度登録をしてしまえば、業務上の過失などにより指定の取り消しを受けなければ再申請の必要はない。

誤った記述です。

 

保険薬局の指定は6年間有効です。

6年ごとに更新しなければなりません。

選択肢5. 保険調剤薬局で扱うのは医療用医薬品で一般用医薬品を扱うことはできない。

誤った記述です。

 

一般用医薬品を販売することができます。調剤報酬の加算要件として一般用医薬品の販売が言及されているものもあります。

参考になった数0

03

正解は

保険調剤を行う薬局は保険調剤薬局として、厚生労働省から指定を受けなければならない。

です。

6年ごとの更新が義務付けられています。

その他の選択肢については以下で説明していきます。

選択肢1. 保険調剤を行う薬剤師は保険薬剤師として、厚生労働省から認定を受けなければならない。

保険調剤薬局と同様、厚生労働省から指定を受けなければなりません。

選択肢3. 調剤を行わなくても、薬剤師が常勤していれば、薬局と名乗ることができる。

調剤を行う場所が薬局と名乗ることができます。

選択肢4. 保険調剤薬局は一度登録をしてしまえば、業務上の過失などにより指定の取り消しを受けなければ再申請の必要はない。

先述のように6年ごとの更新が必要です。

選択肢5. 保険調剤薬局で扱うのは医療用医薬品で一般用医薬品を扱うことはできない。

一般医薬品も扱うことができます。

参考になった数0