調剤報酬請求事務技能認定試験の過去問 | 予想問題
2022年8月公開問題
問41

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問題

調剤報酬請求事務の過去問/予想問題 2022年8月公開問題 薬学一般 問41 (訂正依頼・報告はこちら)

次の1~5の医薬品の略称名と一般名の組み合わせで誤っているものはどれか。1つ選びなさい。
  • エピレナ---アトロピン硫酸塩
  • カマ---酸化マグネシウム
  • 塩パパ---パパベリン塩酸塩
  • タンナルビン---タンニン酸アルブミン
  • ハイポ---チオ硫酸ナトリウム

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この過去問の解説 (3件)

01

誤っているのは

エピレナ---アトロピン硫酸塩

です。

 

エピレナはエピレナミンの略で、アドレナリンを指します。

エピネフリンとも言い、血圧上昇や気管支の拡張、

それらの作用によってアナフィラキシー症状を抑える役目があります。

 

アトロピン硫酸塩は単にアトロピンと呼ばれることもあり、

消化管等のけいれんや痛みを抑えるなどの効果があります。

選択肢2. カマ---酸化マグネシウム

腸内の水分を集めて排便を助ける効果があります。

選択肢3. 塩パパ---パパベリン塩酸塩

血管拡張やけいれんの抑制に使われます。

選択肢4. タンナルビン---タンニン酸アルブミン

下痢止めとして使用されます。

選択肢5. ハイポ---チオ硫酸ナトリウム

殺菌消毒に使われます。

医療以外では水道のカルキ抜きなどにも使われます。

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02

誤った組み合わせは、「エピレナ---アトロピン硫酸塩」です。

 

医療現場では医薬品の略語はよく使用されますので、覚えておくとスムーズに業務ができると思います。

選択肢1. エピレナ---アトロピン硫酸塩

誤った組み合わせです。

 

エピレナはエピレナミンとも呼ばれ、アドレナリンのことを指します。

選択肢2. カマ---酸化マグネシウム

正しい組み合わせです。

 

制酸薬や便秘薬として多く使用される薬です。

サンカマグネシウムのカとマをとってカマと呼ばれます。

カマグと呼ぶ方もいるようです。

選択肢3. 塩パパ---パパベリン塩酸塩

正しい組み合わせです。

 

血管拡張などに使用される薬です。

選択肢4. タンナルビン---タンニン酸アルブミン

正しい組み合わせです。

 

タンニン酸アルブミンは下痢などに使用される薬です。

商品名からタンナルビンと呼ぶ方もいます。

選択肢5. ハイポ---チオ硫酸ナトリウム

正しい組み合わせです

 

消毒、殺菌に使用される薬です。

商品名としても使用されているようです。

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03

医薬品の略称名に関する問題です。

選択肢1. エピレナ---アトロピン硫酸塩

「エピレナ」は「エピレナミン」の略でアドレナリンのことであり、「エピレナミン」は医薬品「キシロカイン ® 注射液エピレナミン」というように医薬品名にも使用されています。ちなみに「キシロカイン ® 注射液エピレナミン」はアドレナリン含有のリドカイン塩酸塩製剤です。

選択肢2. カマ---酸化マグネシウム

正しい組み合わせです。

選択肢3. 塩パパ---パパベリン塩酸塩

正しい組み合わせです。

選択肢4. タンナルビン---タンニン酸アルブミン

正しい組み合わせです。

選択肢5. ハイポ---チオ硫酸ナトリウム

正しい組み合わせです。

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