調剤報酬請求事務技能認定試験の過去問 | 予想問題
2023年3月公開問題
問101
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問題
調剤報酬請求事務の過去問/予想問題 2023年3月公開問題 薬学一般 問101 (訂正依頼・報告はこちら)
次の1~5は薬物療法に関する説明である。誤っているものはどれか。1つ選びなさい。
- 糖尿病の患者にインスリンを投与して治療することは補充療法である。
- インフルエンザなどのワクチン接種は予防療法である。
- 結核に対して使われるペニシリンは原因療法である。
- 腰痛の患者に投与するロキソニン錠は対症療法である。
- 鉄欠乏性貧血の患者に対して鉄剤を投与し、治療することは対症療法である。
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この過去問の解説 (2件)
01
薬物療法に関する問題です。
正しい記述です。
正しい記述です。
正しい記述です。
正しい記述です。
誤っています。
文中の「対症療法」が誤りで、正しくは「補充療法」です。
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02
誤っているのは
「鉄欠乏性貧血の患者に対して鉄剤を投与し、治療することは対症療法である。」
です。
薬物による治療はその働きによって、原因療法、対症療法、補充療法、予防療法に分類されます。
原因療法は病気の原因を根本的に除去、抑制することを目的としています。
対症療法は病気の症状を抑えることを目的としています。
補充療法は体内で不足している成分を補うことを目的としています。
予防療法はその名の通り、病気にかからないための治療法です。
鉄欠乏性貧血の患者に対して鉄剤を投与することは、
不足している鉄分を補う治療なので補充療法となります。
糖尿病はインスリンが十分に機能していないために生じる疾患なので、
それを補うための治療なので補充療法です。
ワクチン接種は病気を予防するために行うので予防療法です。
結核は結核菌の感染によるものであり、
結核菌を退治するためのペニシリン投与なので原因療法です。
ロキソニン錠は痛みを抑えるための鎮痛剤なので、
対症療法です。
先述のように、不足している鉄分を補う治療なので対症療法ではなく、
補充療法です。
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