調剤報酬請求事務技能認定試験の過去問 | 予想問題
2023年3月公開問題
問112

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問題

調剤報酬請求事務の過去問/予想問題 2023年3月公開問題 保険薬局業務 問112 (訂正依頼・報告はこちら)

グルペディア薬局の開局時間は以下のとおりである。
月~水、金:9:00~18:00
木・土:9:00~13:00
休日:日曜・祝祭日

このグルペディア薬局に木曜日の14:00に、東京総合病院の内科A医師による処方箋と同病院の整形外科B医師による処方箋の2枚を持参した患者の処方箋を受け付けた。どちらの処方箋も交付年月日は同じものであり、処方内容は以下のとおりである。このとき、薬剤調製料は合計で何点か。1~5に中から1つ選びなさい。なお調剤報酬は令和4年4月版の点数表によるものとする。

<内科A医師分>
①セフタック細粒 10% 1.2 (1g=15.5)
 モサプリドクエン7酸塩散「テパ」1% 1.2 (1g=11.3)
……分3 毎食後 21日分
②クロピドグレル錠75mg「SANIK」75mg 1T (1T=45.7)
 ロスバスタチン錠「ケミファ」 2.5mg 1T (1T=14.3)
 ロサルタンK錠 50mg「オーハラ」 50mg 1T (1T=18.7)
……分1 朝食後 28日分
③ヒダントール錠 100mg 3T (1T=12.6)
……分3 毎食後 14日分

<整形外科B医師分>
①リリカカプセル 75mg 2C (1C=75)
……分2 朝・夕食後 28日分
②テルネリン顆粒 0.2% 1.5 (1g=22.3)
 レバミヒド顆粒20%「タカタ」 20% 1.2 (1g=16.5)
……分3毎食後 14日分
③インドメタシンパップ70mg「YD」10cm×14cm 20枚 (1枚=17.1)
……1日2回腰部に貼付
  • 291点
  • 254点
  • 209点
  • 199点
  • 127点

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は209点す。

薬剤調製料は内服薬は1剤につき24点を3剤分まで、

外用薬は1調剤につき10点を3調剤分まで算定できます。

さらに、開局日の時間外に受け付けているため時間外加算の×100/100も算定されます。

また、整形外科B医師分②の薬は計量混合加算の散剤の対象となります。

以下で詳しく説明していきます。

内服薬は投与日数に関わらず服用時点が同じものは1剤として算定します。

内科医A医師分①、③、整形外科医B医師分②で1剤、

A医師分②で1剤、

B医師分①で1剤となり

合計3剤です。

24×3=72

さらにB医師分②には計量混合加算の45点が加算されます。

B医師分③は外用薬なので10点です。

(72+10)+(72+10)×100/100+45=209点となります。

まとめ

計量混合加算は時間外等加算の対象とはなりません。

参考になった数3

02

正解は「209点」です。

内服薬は3剤まで算定できます。

時間外になるので、100/100の加算できます。100/100を加算ということは所定点数を2倍するということです。

整形外科の②の薬は計量混合加算の散剤の対象で45点を加算できます。この45点には時間外加算はかかりません。

あとは外用薬が1種類あるので10点と時間外加算です。

よって、

(24×3)×2+45+10×2=209点となります。

参考になった数1