中小企業診断士の過去問
平成27年度(2015年)
財務・会計 問5

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 財務・会計 平成27年度(2015年) 問5 (訂正依頼・報告はこちら)

次の仕訳の取引として最も適切なものを下記の解答群から選べ。

(借)仕 入  500,000  (貸)支払手形  500,000
  • 現金500,000円を約束手形を振り出して借り入れ、この現金で商品500,000円を仕入れた。
  • 商品500,000円を仕入れ、為替手形を振り出し、得意先の引き受けを得て仕入先に渡した。
  • 商品500,000円を仕入れ、代金として自己宛為替手形を振り出した。
  • 商品500,000円を仕入れ、代金は掛けとした。

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この過去問の解説 (2件)

01

項番1:不適切です。
この場合の仕訳は次の通りです。
現金 500,000  手形借入金 500,000
仕入 500,000  現金 500,000

項番2:不適切です。
この場合の仕訳は次の通りです。
仕入 500,000  売掛金 500,000

項番3:適切です。
記述の通りです。

項番4:不適切です。
この場合の仕訳は次の通りです。
仕入 500,000  買掛金 500,000

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02

仕訳についての出題です。

借)仕 入  500,000  (貸)支払手形  500,000

とありますので、50万円の商品を仕入れて、現金や買掛金とせず支払手形を50万円振り出したというのがシンプルな発想で回答できると思います。

ところが、選択肢の表現が少し複雑なため、迷いが生じるかもしれません。

1 間違い

この場合、仕入れのために現金が必要でそのために支払手形を降り出しています。

取引としては2段階あります。

2 間違い

手形を振り出していますので、これは得意先の売掛金を放棄して、得意先が支払うこととなりますので、貸方は売掛金となります。

3 正しい

上の説明の通りです。

4 間違い

貸方は買掛金となります。

よって、正解は3

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