中小企業診断士の過去問
平成27年度(2015年)
財務・会計 問6
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 財務・会計 平成27年度(2015年) 問6 (訂正依頼・報告はこちら)
原価計算に関する記述として最も適切なものはどれか。
- 原価計算における総原価とは、製造原価を意味する。
- 原価計算は、財務諸表を作成する目的のためだけに行う。
- 原価計算は、製造業にのみ必要とされる計算手続きである。
- 材料費・労務費・経費の分類は、財務会計における費用の発生を基礎とする分類である。
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この過去問の解説 (2件)
01
総原価とは製造原価+販売費および一般管理費を合計したものを指します。
項番2:不適切です。
財務諸表を作成する目的以外にも予算編成や経営判断等の目的でも原価計算を行います。
項番3:不適切です。
原価計算は、製造業以外のサービス業等でも必要とされる手続きです。
項番4:適切です。
記述の通りです。
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02
原価計算の考え方についての基本的な問題です。
1 間違い
総原価とは製造原価(材料費、労務費、経費)+販管費です。
2 間違い
財務諸表作成の他にも、経営の意思決定、原価方式による販売価格の決定、予算管理などに使用されます。
3 間違い
例えば、小売業、卸業の仕入原価、サービス業のおける外注費など、製造業以外にも必要です。
4 正しい
費用については、発生主義です。現金の動きに関係なく、発生した時点で費用を計上するルールとなります。
よって、正解は、4
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