中小企業診断士の過去問
平成27年度(2015年)
中小企業経営・中小企業政策 問11
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 中小企業経営・中小企業政策 平成27年度(2015年) 問11 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
近年、ITを利用した外部資源を活用する手段のひとつとして、クラウドソーシングが注目を集めている。クラウドソーシングとは、インターネットを介して不特定多数の個人や企業にアクセスして、必要な人材を調達する仕組みである。実際に従業員を雇用するわけではなく、あくまで業務を発注する人材をクラウドソーシングサイト等で見つけ、仕事の発注を行うものである。
中小企業庁「日本のクラウドソーシングの利用実態に関する調査(2013年12月)」に基づき、発注者がクラウドソーシングを利用するメリットと課題について見た場合(複数回答)、発注者のメリットについては[ A ]と回答する割合が[ B ]と回答する割合より高く、発注者の課題については[ C ]と回答する割合が[ D ]と回答する割合より高い。
中小企業が経営資源の補完を目的にしてクラウドソーシングを活用するためには、クラウドソーシングの特徴を十分理解したうえで利用することが求められる。
文中の下線部について、文中の調査に基づき、クラウドソーシングサイトにおいて発注者が発注した仕事内容として回答した割合(複数回答)が高いものから低いものへと並べた組み合わせとして、最も適切なものを下記から選べ。
a ウェブ開発関連(ウェブ開発、スマホアプリ開発、ソフトウエア開発、ECサイト制作等)
b 画像・動画加工関連(画像加工、写真加工、動画作成等)
c デザイン関連(ロゴ作成、キャラクター作成、イラスト作成、名刺作成、チラシ作成等)
近年、ITを利用した外部資源を活用する手段のひとつとして、クラウドソーシングが注目を集めている。クラウドソーシングとは、インターネットを介して不特定多数の個人や企業にアクセスして、必要な人材を調達する仕組みである。実際に従業員を雇用するわけではなく、あくまで業務を発注する人材をクラウドソーシングサイト等で見つけ、仕事の発注を行うものである。
中小企業庁「日本のクラウドソーシングの利用実態に関する調査(2013年12月)」に基づき、発注者がクラウドソーシングを利用するメリットと課題について見た場合(複数回答)、発注者のメリットについては[ A ]と回答する割合が[ B ]と回答する割合より高く、発注者の課題については[ C ]と回答する割合が[ D ]と回答する割合より高い。
中小企業が経営資源の補完を目的にしてクラウドソーシングを活用するためには、クラウドソーシングの特徴を十分理解したうえで利用することが求められる。
文中の下線部について、文中の調査に基づき、クラウドソーシングサイトにおいて発注者が発注した仕事内容として回答した割合(複数回答)が高いものから低いものへと並べた組み合わせとして、最も適切なものを下記から選べ。
a ウェブ開発関連(ウェブ開発、スマホアプリ開発、ソフトウエア開発、ECサイト制作等)
b 画像・動画加工関連(画像加工、写真加工、動画作成等)
c デザイン関連(ロゴ作成、キャラクター作成、イラスト作成、名刺作成、チラシ作成等)
- a ウェブ開発関連 ― b 画像・動画加工関連 ― c デザイン関連
- a ウェブ開発関連 ― c デザイン関連 ― b 画像・動画加工関連
- b 画像・動画加工関連 ― a ウェブ開発関連 ― c デザイン関連
- b 画像・動画加工関連 ― c デザイン関連 ― a ウェブ開発関連
- c デザイン関連 ― a ウェブ開発関連 ― b 画像・動画加工関連
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この過去問の解説 (2件)
01
デザイン関連(55.1%)、ウェブ開発関連(28.9%)、画像動画加工関連(8.7%)
となっており、5が正解となります。
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02
クラウドソーシングサイトで発注する仕事の内容は、2014年中小企業白書の第3-5-10図で確認できます。
同図を参考に本問の選択肢の業務の発注割合をまとめると以下のようになります。
ウェブ開発関連 28.9%
画像・動画加工関連 8.7%
デザイン関連 55.1%
上記より正しい選択肢の組み合わせは a:デザイン関連 b:ウェブ開発関連 c:画像・動画加工関連 です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢が正解です。
発注されている仕事の内容から、デザインやウェブ開発などのように一定のスキルが必要だが社内で対応できる人材を確保していない業務や、ライティングや作業関連のように低い単価で発注できるような業務の発注が多いと分析されています。
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