中小企業診断士の過去問
平成27年度(2015年)
中小企業経営・中小企業政策 問12
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 中小企業経営・中小企業政策 平成27年度(2015年) 問12 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
近年、ITを利用した外部資源を活用する手段のひとつとして、クラウドソーシングが注目を集めている。クラウドソーシングとは、インターネットを介して不特定多数の個人や企業にアクセスして、必要な人材を調達する仕組みである。実際に従業員を雇用するわけではなく、あくまで業務を発注する人材をクラウドソーシングサイト等で見つけ、仕事の発注を行うものである。
中小企業庁「日本のクラウドソーシングの利用実態に関する調査(2013年12月)」に基づき、発注者がクラウドソーシングを利用するメリットと課題について見た場合(複数回答)、発注者のメリットについては[ A ]と回答する割合が[ B ]と回答する割合より高く、発注者の課題については[ C ]と回答する割合が[ D ]と回答する割合より高い。
中小企業が経営資源の補完を目的にしてクラウドソーシングを活用するためには、クラウドソーシングの特徴を十分理解したうえで利用することが求められる。
文中の空欄AとBに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
近年、ITを利用した外部資源を活用する手段のひとつとして、クラウドソーシングが注目を集めている。クラウドソーシングとは、インターネットを介して不特定多数の個人や企業にアクセスして、必要な人材を調達する仕組みである。実際に従業員を雇用するわけではなく、あくまで業務を発注する人材をクラウドソーシングサイト等で見つけ、仕事の発注を行うものである。
中小企業庁「日本のクラウドソーシングの利用実態に関する調査(2013年12月)」に基づき、発注者がクラウドソーシングを利用するメリットと課題について見た場合(複数回答)、発注者のメリットについては[ A ]と回答する割合が[ B ]と回答する割合より高く、発注者の課題については[ C ]と回答する割合が[ D ]と回答する割合より高い。
中小企業が経営資源の補完を目的にしてクラウドソーシングを活用するためには、クラウドソーシングの特徴を十分理解したうえで利用することが求められる。
文中の空欄AとBに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
- A:コストの削減 B:質の高い成果物の受取
- A:自社のPR B:質の高い成果物の受取
- A:自社のPR B:必要な時のみ発注可能
- A:質の高い成果物の受取 B:必要な時のみ発注可能
- A:必要な時のみ発注可能 B:コストの削減
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この過去問の解説 (2件)
01
2.✕:自社のPRは7.3%であり、質の高い成果物より低いです。
3.✕:必要な時のみ発注可能は64.9%と、最も高いです。
4.✕:質の高い成果物は、必要な時のみ発注可能より低いです。
5.◯:必要な時のみ発注可能は、コストの削減より高いです。
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02
発注者がクラウドソーシングを利用するメリットとして考えている項目については、2014年中小企業白書の第3-5-17図にまとめられています。
本問の項目のそれぞれの回答状況は以下のとおりです。
必要な時のみ発注可能 64.9%
質の高い成果物の受取 54.5%
コストの削減 43.8%
自社のPR 7.3%
正しい選択肢の組み合わせは A:必要な時のみ発注可能 B:コストの削減 です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢が正解です。
本問では問われていませんが、
・当該業務を担う従業員を雇用しなくて良いこと
・固定費の変動費化
・受注の増加への対応
といった、常には雇用できない人材を補完する目的でクラウドソーシングを利用している発注者もいます。
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